![](https://foodfun.jp/wp-content/uploads/833b85cf430b6a8bc829c91d03157788.jpg)
1869年創業の醤油味噌醸造メーカーのフンドーダイ(熊本・楠野、山村脩社長)は、醤油をムース化した〈Foam〉と醤油と味噌をシート化した〈Leaf〉を開発し発表した。
同社は醤油・味噌をより広く深く啓蒙し使用機会の創出拡大目指しており、その一環として〈透明醤油〉を開発し海外展開にも注力する中、さまざまな料理で使いやすいよう、醤油のムースと醤油・味噌のシートを開発した。
醤油のムースでは、〈透明醤油〉をムースにした〈Foam-Clear Soy Sauce〉150mlと熊本で愛されているまろやかで芳醇な甘みをもつ〈うまくち醤油〉(甘口醤油)をムースにした〈Foam-Sweet Soy Sauce〉同の2品を揃えた。
特許技術を使って基礎調味料を亜酸化窒素ガスで泡化したもの。国連が定める「危険物輸送に関する勧告(通称オレンジブック)に準拠することで輸出もできるようにした。
クリーミーなムース状なので幅広い料理でなめらかな食感を演出でき、射出後の泡もちがよく、立体的な盛付けなどで料理の仕上がりを引き立てることができるという。
シート製品では、上質で味わい深いのJAS特級本醸造の減塩醤油を使用した〈Leaf-Soy Sauce〉21×15cm(3枚入)と、大豆・米・大麦・食塩のみを使用して熟成した麹の香りが豊かな甘口タイプの味噌〈四季の香り米麦合わせ生味噌〉を使用した〈Leaf-Miso〉同を開発した。
ボディ部分には寒天のみを使用し、味を染みこませる際にも添加物は使わずにシート化を実現した。0.2mmの薄さなので口溶けがよく、好きな形にカットできる。これにより、料理に「乗せる・巻く・重ねる」など、これまでとは違った自由自在な使い方ができる点で訴求する。
![](https://foodfun.jp/wp-content/uploads/menu-1-594x800.jpg)
東京・銀座《銀座小十》奥田透氏監修の〈Leaf-Soy Sauce〉を使った三種盛り(上)と、福岡・博多《Goh》の福山剛氏監修の〈Foam – Sweet Soy Sauce〉を使った〈鮑 椎茸 あおさ〉
現在のところ発売日や価格、賞味期限は未定で、内容や仕様なども変更する可能性があるという。