ネットショップ開設サービスなどを手掛けるSTORES(東京・恵比寿、佐藤裕介社長)は12月1日、同社が提供するキャッシュレス決済サービス〈STORES 決済〉で、クレジットカード決済手数料を引き下げる中小事業者限定の「中小支援プラン」を新たに提供する。
「中小支援プラン」は、月額3300円でVisa・Mastercardの決済手数料が3.24%から1.98%に、JCB・American Expressは3.24%から2.38%にそれぞれ引き下げられるというもの。専用の決済端末(1万9800円/台)も無償で提供し、〈STORES 決済〉と連携して利用できるPOSレジアプリ〈STORES レジ〉のベーシックプラン(月額 4950円)も無料で利用できるようになる。
同プランを利用するには、「中小企業庁の定義する中小企業要件を満たすこと(個人事業主も含む)」「上場企業・大企業の持分法適用会社や連結子会社またはフランチャイズ提携先ではないこと」「年間のキャッシュレス決済総額が3000万円未満であること」などの条件がある。
今回、同プラン開始に合わせて、10月1日から11月30日までに事前予約し、12月1日から12月31日までに新規申込した顧客を対象に、月額費用(3300円)を12カ月間無料にするキャンペーンも実施する。
同社では、今後も決済サービスのさらなる機能改善と拡充、多様化する事業ニーズに対応していくとしている。
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