自動たこ焼きロボット「Octo Chef(オクトシェフ)」と自動ソフトクリームロボット「レイタ」を販売しているコネクテッドロボティクス(東京・小金井、沢登哲也社長)は、ビールをサーブするロボットを開発し、初めてお披露目した。
先日、東京・竹芝客船ターミナルで開催された第5回「竹芝夏ふぇす」にたこ焼きロボットが出店し、一般のお客さんに有料販売することとなったことから「夏のお祭りに欠かせないビールをたこ焼きとセットで販売しようと思い開発に至った」(同社)という。ビールサーブロボットは、435mlの生ビール1杯を30~40秒で提供し、連続抽出の場合は1時間当たり90杯作ることが可能だ。
今回の展示を経て同社は、実用化に向けては速度アップなどのさらなる効率化が必要であることに加えて、単純に機械でビールを注ぐだけではロボット化する価値を見出しづらいため、人間では真似し難いスキルの追求や見た目のエンターテイメント性を追求し、五感を刺激するプロダクトサービスを作り上げた後、娯楽施設などに提供していくことを考えている。