
理研ビタミンは7月11日、すりおろした玉ねぎとにんじん、にんにくの風味や食感と卵黄のコクが特徴で、独自製法により洋食店が手作りしたような味わいに仕上げた〈洋食屋さんのただただおいしいドレッシング〉990ml×6本を発売した。
常温保存の製品は殺菌のために加熱する必要があるものの、熱を加えるとその分風味は落ちてしまう。また保存のために酢や食塩も必要となる。同社は、これらのデメリットを抑え、フレッシュでまろやかな味と香りを実現する作り方を〈洋食屋さんのただただおいしいドレッシング〉をはじめとした一部商品に採用しており、今回、その製法を「ハイブリッドクラフト製法」と名付けた。
同製法は、短時間殺菌を可能にしたことで、冷却時間も短縮され素材のフレッシュな風味を維持。さらに徹底した衛生環境管理技術により、酢と塩を味付けに必要な分だけに抑えた作り方だ。
〈洋食屋さんのただただおいしいドレッシング〉でも同製法により、すりおろした野菜のフレッシュ感やにんにくの風味、卵黄のクリーミーさを感じられる手作り感を実現。にんにくが効いていることから、野菜だけでなく肉や魚介類の料理とも相性が良く、同社によると「説明は難しいものの、洋食店で食べたことがあると感じられる万能調味料」(同社)だという。
実際にどのような料理に使えばいいかを提案するため、今回、「リストランテ アクアパッツァ」の日高良実オーナーシェフにレシピの監修を依頼。そのレシピと商品を持って営業するという。