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会話を邪魔せずお代わりアプローチも! タブレットからAIキャラが創る新たな接客の世界!!【Gatebox】

2024年7月25日 8:44 am

 卓上に置かれたタブレットの画面上に表示されているAIキャラクターが、一緒に乾杯したり、グラスの残り具合を見て酒のお代わりを勧めるというサービスが誕生した。

 キャラクターを活用した事業を手掛けるGatebox(東京・秋葉原、武地実社長)は、AIキャラクターが接客する飲食店向けサービス〈AI幹事〉を開発した。

 〈AI幹事〉は、最新の生成AIであるOpenAI社の〈GPT-4o〉の画像認識技術を活用し、テーブルに設置したデバイスのカメラで、グラスの空き具合を見ながらおすすめのドリンクや料理をAIが提案し販促につなげるシステム。

 カメラを通じてグラスの空き具合や注文状況をリアルタイムで把握し、タイミングを見てAIが能動的に追加注文を提案し、ユーザーがグラスを手に持って乾杯しようとしている時は、AIキャラクターが率先して乾杯のあいさつを行う機能を組み込んだ

 キャラクターのデザインや声は自由にカスタマイズできるため、店のキャラクターを組み入れることもできる。現在は数分に一度、〈AI幹事〉が机の上の状態を見て話しかけるプログラムとなっており、まだ会話はできないものの、今後、実際の店舗と相談しながら必要に応じて開発していくという。

 開発が完了した時点でリリースしたため価格などの詳細は決まっておらず、すでにいくつかの飲食店から実証実験や導入についての問い合わせを受けているという。そのため、価格やカスタマイズについては、それらの店舗と相談しながら決めていくとしている。また、予算内でできることを提案する形も検討している。