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子連れでの外食ディナーは「月1回以下」が約7割!【NSグループ調べ】

2024年5月13日 12:48 pm

 カラオケ店《カラオケパセラ》や大人も楽しめるキッズスペース《べるべるパーク》など約20業態100店舗を展開するNSグループ(東京・新宿、荻野佳奈子社長)が実施した、子どもを持つ首都圏の家庭1000人を対象にした「子供連れ外食ディナーの意識調査」によると、約7割の家庭でディナーを外食する機会は「月1回以下」と回答した。

 土日祝日に家族でディナーを外食する頻度を聞いてみたところ、「ほとんどしない」「月に1回以下」との回答が合わせて67.8%となり、休日でも外食する機会が少ないことが分かった。

 また、外食で子連れ家族が直面する問題点に関する質問では、「子どもが騒ぐのを気にしてしまう」が最も多く、他のお客さんのいる場で子どもが騒がないかが気になり、ゆっくり楽しめない人が多いことが分かった。同社では「次いで『適切なキッズメニューがない』という回答も多く、子ども向けメニューを楽しめる場所が限られていることも伺えた」としている。

 外食する際に最も重要視するポイントとしては、「価格」「料理の品質」が上位となり、同社は「子連れの外食では手頃でおいしい店が求められている」と分析する。

 調査は4月5日、首都圏の子育て世代20〜40代女性1000人を対象にインターネットで実施した。