POSレジアプリや決済サービス〈Square〉を展開するSquare（スクエア／本社は米・Bloc社）は３月21日、ビジネスに必要な機能を兼ね備え、決済・ソフトウェア・ハードウェアが一体となった〈Square〉のハイエンドモデルPOSレジ端末〈Square レジスター〉を日本市場に投入した。
〈Square レジスター〉は、店舗側がiPadなどの端末を用意する必要がなく、専用のハードウェアに内蔵されたPOSソフトウェアと高速で安全な決済テクノロジーを組み合わせることで、１台でタッチ決済を含む各種カードや電子マネー、PayPayなどのQR決済を含むあらゆる種類の支払いに対して、簡単・迅速・安全に対応するという。
店舗スタッフ用タッチパネル（ヨコ317.5×タテ254×奥行127㎜）と支払い方法の選択もできる顧客向け決済画面（ヨコ174×タテ174×高さ44㎜）の２画面を表裏でセットできスタイリッシュなデザインで場所を取らずに設置できる。顧客向け決済画面は本体裏面から取り外してケーブルをつなげば離しての利用もできるので、店舗の状況に合わせて使い分けられる。
WiFiやイーサネットによるネット接続にも対応しており、USBポートが５つあるのでバーコードスキャナーやレシートプリンター、キャッシュドロワーなどへの接続も可能。内蔵されている「Square POSレジ」により、店頭販売とオンラインの注文を一元管理でき、在庫管理やリアルタイムでの売上分析機能を備えたダッシュボード、従業員の管理など、決済だけでなく店舗運営を効率的に管理できる機能を搭載している。
本体は８万4980円（４月17日までは５万9480円で販売）で、月額利用料などはかからず、決済手数料が3.25％（iDのみ3.75％）、振込手数料は無料となっている。
