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「カレー・オブ・ザ・イヤー2024」外食部門は「スパイス欧風カレーの全提供店」に!【カレー総研】

2024年1月23日 10:50 am

 カレー専門のコンサルティングやカレーの専門家を育成する講座「カレー大學」を運営しているカレー総合研究所(東京・代々木、井上岳久代表)は「カレー・オブ・ザ・イヤー2024」を発表し、「外食部門」では「スパイス欧風カレーを提供する全店舗」を選出した。

スパイス欧風カレー店を代表して《彼女のカレー》(東京・経堂)の店長kanoさん㊨が表彰状を受け取った(㊧はカレー総合研究所・井上岳久代表)

 「カレー・オブ・ザ・イヤー」は、「①カレー文化の発展に寄与した②画期的な技術革新をもたらした③一部にしか知られていないが知らしめる価値がある④メディアやネットもしくはカレー業界で話題・注目を集めた」のいずれかの要件を満たす商品・店舗・人物を選出するもの。約1000人のカレー大學卒業生が自薦・他薦したノミネートの中から、横濱カレーミュージアムを立ち上げた経歴を持つ井上代表を含めたカレー大學の選考委員が審査し選出。今回が8回目となり、前身の「カレー大賞」を含めると9回目となる。

 今回は「スパイスカレーと欧風カレーのいいところどりをした」(井上岳久代表)という「スパイス欧風カレー」を提供する外食店や食品メーカーなどを選出した。

 その他、「外食部門」以外での外食関係では、岩手県の安比高原スキー場で前沢牛を使った約2000円の〈ビーフカレー〉が大ヒットし1日50万円以上売り上げた「カレー店あたご」が「企画部門」で、沖縄黒糖カレーの店「あじとや」が販売するアイスクリーム〈スパイスクリーム〉が「特別賞部門」でそれぞれ選ばれた。

 また「カレー関連商品部門」では、業務用で年間販売予定数を3カ月で達成し、その後発売した家庭用でも発売3カ月で70万本を売り上げた理研ビタミンの〈インドカレー屋さんの謎ドレッシング〉が受賞。井上代表は「知っているようで知られていなかったところに目を付けたもので、やられたと思った」と感想を述べた。

各部門の受賞結果は以下の通り。

1.カレールウ部門
ハウス食品〈X-BLEND CURRY/クロスブレンドカレー〈甘口・中辛〉〉

2.レトルトカレー部門
スパイス欧風カレーを販売する全メーカー「スパイス欧風カレー/レトルトカレー全商品」 

3.カレーパウダー部門      
該当なし

4.外食カレー店部門
スパイス欧風カレー提供店カレー店全店「スパイス欧風カレー提供店」

5.ご当地レトルトカレー部門  
IT’S〈宮崎牛の贅沢プレミアムカレー〉 

6.カレー関連商品部門    
理研ビタミン〈インドカレー屋さんの謎ドレッシング〉

7.新規事業部門
該当なし

8.企画部門
ミート《安比高原スキー場食堂/カレー店あたご》

9.社会貢献部門
MM歯科・矯正歯科〈カレー好き歯医者が作ったこだわり欧風ビーフカレー〉

10.特別賞部門
~カレー大學卒業生で1年間のカレー活動で成果を上げた企業・ヒト及び商品~
・レトルトカレー:SPICECURRY FANFARE〈プレミアムレトルトキーマカレー〉
・カレーメニュー:沖縄黒糖カレー店《あじとや》の〈スパイスクリーム〉
・レトルトカレー:ハウス食品〈バーモントカレー(甘口・中辛)〉