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国産孟宗竹使った飲食店向け熟成タケノコで放置竹林の課題解決へ!【LOCAL BAMBOO】

2024年1月11日 11:54 am

 放置竹林の課題解決を目指し国産メンマを製造販売するLOCAL BAMBOO(宮崎・延岡、江原太郎社長)は、放置竹林や竹害の課題解決目的に、飲食店向けの新商品〈熟成筍〉の販売を始めた

 国土の3分の2を森林が占める日本では現在、森林所有者の高齢化や林業の担い手不足によって手入れが行き届かなくなり、その結果、二酸化炭素吸収などの公益的機能や生物多様性の低下、地すべり、イノシシなどの害獣への餌場、隠れ場所を生み出してしまうなど、さまざまな問題を引き起こしている。

 同社はこれまでも放置竹林をメンマにして「森を育てる」をコンセプトにした〈延岡メンマ〉をはじめ、自治体や事業者と連携して竹を使ったプロダクトの生産・販売活動を行っており今回、その一環として国産の孟宗竹を使用した飲食店向けの〈熟成筍〉を新たに開発した。

左から〈T-T:短冊上の短冊 T-H:短冊上の穂先〉、〈ダイスカット〉、〈幅5mm 長さ5~6cm〉

 調理方法や味付けによってさまざまな味わいを楽しめることから、〈T-T:短冊上の短冊 T-H:短冊上の穂先〉(1パック=4266円)〈ダイスカット〉(同/1パック=4400円)、〈幅5mm 長さ5~6cm〉(同)の3タイプ用意。全商品2㎏のパックで最小ロットは10パック、賞味期限は製造から1年となっている。

 ちなみに、〈熟成筍〉を使った〈延岡メンマ〉は2年連続でANA国際線ファーストクラスの機内食に採用され、機内食の和食メニューの「香の物」として提供された。また、「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー2022年度 地方創生賞」(主催:ふるさと名品オブ・ザ・イヤー実行委員会)にも入賞している。

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