ロボット設備・機器類新商品情報

パスワードで入力し扉開く密閉型配膳ロボットが登場! 到着通知システムも用意!!【AFS】

2023年11月28日 1:42 pm

 外食企業向け基幹系システムや配膳ロボットなどを提供するアルファクス・フード・システム(AFS)は、パスワード式自動開閉扉を搭載した中国・Orion Star社製配膳ロボット〈α-10(アルファテン)〉と、ロボットの到着を通知するシステム〈CALLショット〉の取り扱いを始める

 〈アルファテン〉は、扉ごとにパスワードを入力しないと開かない2段の自動扉を備えており、飲食店に加えて工場や病院など安全性と衛生面を求められる現場でも使えるよう配慮されたロボット。同サイズの配膳ロボットでは3、4段が多い中、2段とすることで収納スペースも広くした。80㎝の幅があればスムーズに自動開閉する。本体サイズは幅558×奥行525×高さ1375㎜で、耐荷重は各段20㎏の計40kgとなっている。

 さらに、飲食店の個室やカラオケボックス、会議室などに配膳ロボットの到着を知らせるAndroidタブレット向けアプリ〈CALLショット〉の提供も始める。これはモバイルオーダー用などで室内に設置されたタブレットに、動画や音声で配膳ロボットが部屋に到着したことを知らせるシステムで、〈アルファテン〉と現在流通している〈α-8(アルファエイト)〉に対応。これら新商品により、これまで配膳ロボットを導入できなかった業界・業態にも訴求していく。

 価格は〈アルファテン〉本体が280万円(税別)。〈CALLショット〉はタブレット別で初期費用3万円(同)、月額利用料1000円(同)となっている。AFSは、今年4月Orion Star社製配膳・案内ロボットに関して双日と外食・飲食業への独占販売店契約締結を発表している。