ロボットピックアップ

本体価格99万円でマップも自動生成する配膳ロボット発売【ロボットバンク】

2022年10月6日 4:01 pm

 ロボットバンク(東京・日本橋、趙徳鵬社長)は9月30日、本体価格99万円(税別)で導入できる配膳ロボット〈Romibot S1〉を発売した。

 配膳ロボットに対する「高すぎて導入できない」「導入までの設置工事が大変」などの不安を払拭し、ローコストに導入できる事を目的に開発。レーザーSLAMとV-SLAMなどさまざまなセンサーを融合したアルゴリズムで走行を安定させ、ミリ単位高精度位置情報によりマップを自動作成する。そのため、店内にマーカーを設置する必要がなく、最適なルートで走行する。また、充電スタンドは任意の位置に自由に設置でき、バッテリー残量が最小値を下回れば自動で戻って充電する。

 7インチモニターが付いており、棚は3段でトレイの耐荷重は各10㎏。オペレーティングシステムはアンドロイド(5.1以上)で、バッテリー持続時間は10~12時間。最大速度は秒速1mで、必要な通路幅は70㎝となっている。本体価格のほかに保守費用として月額1万2500円(同)が必要となる。