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AIが生産者と飲食店の商談マッチング支援! 商品紹介文を自動作成し飲食店の質問にも即回答【インフォマート】

2023年10月10日 1:35 pm

 インフォマートは、業務用食品・食材の商談プラットフォーム〈BtoBプラットフォーム 商談〉に、OpenAI社が提供する「ChatGPT」を活用することで業務の手間や時間を削減する機能「AIに相談」を新たに追加した。

 ウェブ上で食品・食材を売りたい企業(生産者)と買いたい企業(飲食店)をマッチングするサービス〈BtoBプラットフォーム 商談〉では、売り手企業は商品カタログの紹介文やメールマガジン、キャンペーン告知などの記事を作成・投稿している。しかし、これらの文章作成に手間と時間がかかる点や、買い手企業から「特徴や利用用途の情報が不十分で、購入する判断材料が少ない商品がある」といった声が寄せられるといった課題があったという。

 そこで、AIが売り手企業の代わりに商品紹介文やキャッチコピーを作成する機能を開発した。例えば「勝沼の国産ワインの商品説明を全角300文字以内で考えて」「クラフトビールのメルマガ文章を作って」と打ち込むと、それに合った内容の文章が即座に提案される。これにより、作業時間を平均20分から10秒前後に短縮できるという。また、買い手が「大阪府泉州で作られた春菊の特徴を教えて」「このレシピのアレンジ方法を教えて」といった文章を打ち込むと、その回答を表示する。

 さらにトップページに機能紹介ページを新設。「今食材探しで流行っているキーワードは?」「業態別の消費者ニーズを教えて」といったような質問に回答したり、食品・食材や検索、サービスの操作方法について回答する。

 インフォマートは、「新機能により売り手企業の文章作成と買い手企業の食品・食材探しがより容易になり、業務工数を削減できるので、双方にとって、生産性向上につながる」としている。