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マスク着用でも業界最速0.2秒で検温するAI搭載サーマルカメラの導入進む【アート】

2021年10月7日 8:44 am

 新型コロナ対策や今後のニューノーマルに対応するためにサーマルカメラを導入する店舗が増える中、出入管理システムなどの開発を手掛けるアート(東京・五反田、関本祥文社長)は、今年5月に機能を改良させたタブレット型サーマルカメラ「Z-TFC0-01」が、ワタミなど大手チェーン店にも利用され導入企業を拡大している。

 「Z-TFC0-01」は同型のサーマルカメラでは世界・国内ともにシェア1位のHIKVISION(ハイクビジョン)製サーマルカメラを採用し、業界最速0.2秒・測定誤差±0.3℃での検知・検温を実現。マスクを着用したままで検温できるほか、マスクを着用していない人を即座に自動検知したり、発熱者をアラームで知らせたりする機能も搭載している。

 高さと角度が調整できる専用伸縮スタンドも付属。このスタンドには自動消毒液噴霧器もセットできるので、1台で検温・マスク着用チェック・消毒に対応でき、省スペースとお客さんへの手間削減にもつながり好評となっている。

 現在、本体・専用スタンド・噴霧器の3点セットで通常13万5000円(税別)のところを約30%オフの9万5000円(同)で販売している。