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押し出すだけでプチプチ食感&ライムの香り!「フィンガーライム」で高付加価値商品に!【鶴田農園】

2023年7月31日 2:23 pm

 鹿児島県指宿市の鶴田農園から、今年も「フィンガーライム」の収穫が始まったという便りが届いた。「フィンガーライム」は、オーストラリア原産の高級柑橘類、つまりフルーツだ。その名の通り4~15cmほどの指のような細長い形をしており、果皮の中には粒状の果肉がぎっしり詰まっている。

 鶴田農園で栽培する「フィンガーライム」は、熟し度合いによって果肉の色がグリーン→ホワイト→ピンク〜赤になる品種で、昨年の「食べるJAPAN 美味アワード2023」では審査員特別賞を受賞した。

フィンガーライム

 使用する際は果皮を割って押し出せばそのまま出てくるので調理も楽だ。粒が割れないとほぼ無臭だが、噛むと中からみずみずしい果汁が弾け、さわやかな酸味と香りを感じられる。

 またプチプチとした食感がキャビアに近いことから、「フルーツキャビア」という別名もあるのだとか。寿司やカルパッチョ、ローストビーフなどにトッピングしたり、ドレッシングに入れたり、デザートやカクテルまで幅広く活用できる。

 同園ではハウス内で栽培しているため、害虫の侵入を防ぐことができるので農薬の使用量を抑えられるという。また防草シートによって雑草の繁殖を抑えているため、除草剤不使用で安心安全だ。

■選りすぐりの国産品が集結する「美味アワード」って?

 今年も、一般社団法人ChefooDo(シェフード)が中心となって組織する〈食べるJAPAN〉美味アワード運営委員会は、2023年9月29日まで、〈食べるJAPAN 美味アワード2024〉(後援・農林水産省/独立行政法人中小企業基盤整備機構)のエントリーを受け付ける。

 〈食べるJAPAN〉が19年に発足して以来、国産品を食べることで地域を応援し、国産農林水産物の消費拡大を通じて、日本の食料自給率向上に貢献するという趣旨を掲げ、活動を広げている。

 「美味アワード」はその一環で、全国から応募された〈食品〉に対し、日本の一流シェフ、食関係の有識者が、食べるJAPAN 美味アワード審査委員会が定める〈美味しさ〉を基準に公平な審査を行い、基準を満たしたものを認定・褒賞するプロジェクトだ。

 エントリーは「食べるJAPAN 美味アワード」ウェブサイト(https://taberujapan.com/award/)の下部にあるエントリーフォームから、あるいは「食べるJAPAN 美味アワード」協力会社経由での申込となる。

 〈食べるJAPAN 美味アワード2024〉応募用紙は https://taberujapan.com/wp-content/uploads/2023/06/8dfc5de59c18d37daa7c03c25786746b.docx からWord形式にてダウンロード。送付先は info@taberujapan.com へ。