カカクコムは５月６日、レストラン検索・予約サイト「食べログ」の空席情報をOpenAI社の対話型AI「ChatGPT」で検索できるようにした機能拡張ツール「ChatGPTプラグイン」（※）の提供を始めた。
同プラグインは現在、OpenAI社が対象となるユーザーを限定して公開しているもので、ユーザーが「ChatGPT」で同プラグインを有効にすると、「食べログ」掲載店の中からネット予約可能で空席のある店舗情報を、指定した条件に合わせて簡単に検索できるようになる。
「ChatGPT」に表示されるサンプル画面
具体的には、同プラグインを有効にしたユーザーが「ChatGPT」で希望のエリアや料理ジャンル、予約したい日時や人数を指定すると、「食べログ」の掲載店舗の中から空席がありネット予約できる飲食店を最大５件表示する。各店舗については、店舗名と食べログ点数、エリア、ジャンル、予約ページへのリンク、店舗画像が表示され、リンクをクリックすると「食べログ」に移動してネット予約できる。
カカクコムは、今後も先進技術を活用する取り組みを進めていくとしている。
※OpenAI社は現在、対象となるユーザーを限定して「ChatGPTプラグイン」を公開しており、ユーザーが利用を希望する場合はウェイティングリストへの登録が可能となっている。また、「ChatGPTプラグイン」はアルファ版であり、ユーザーインターフェースやパフォーマンスに変更が生じる可能性がある。
