日本ハムは、プラントベースフード(植物性食材)の新たな分野として魚介類の代替素材の製造に挑戦し、4月1日、エビの風味を再現した〈プラントベース ポップコーン シュリンプ〉240g×10袋を発売する。
同社はこれまでハムやソーセージのプラントベースフードを展開する中、漁獲量の減少による価格高騰やアレルギーに対応する製品として、魚介系の代替肉の開発に着手。第1弾として業務用ではエビを、市販用では白身魚を投入する。
〈プラントベース ポップコーン シュリンプ〉は、こんにゃく粉や大豆たん白、増粘剤などを原料に使い、独自の製造技術でえびのプリッとした食感を実現。独自に調合した調味料などで作ったえびの香りを加えることで、本物さながらのエビの風味を味わえるようにした。
今後、飲食店向けでは回転寿司チェーンやカフェチェーンなどをターゲットに販売していくとしている。