北海道のベンチャー企業 SFLO(スフロ/北海道・札幌、小田和博社長)は、飲食店とユーザーをマッチングさせてフードロス削減に貢献するマッチングアプリ〈SFLO(スフロ)〉をリリースした。
同サービスは、アプリを通じて売れ残りの恐れがあったり、消費期限が近かったりする商品を抱える飲食店やベーカリー、スイーツ店などの事業者とユーザーを繋ぐことで、フードロス削減に貢献しようとして開発されたもの。
ユーザーと事業者の両者にとって一目でわかりやすいシンプルなUIを開発し、貢献度合いが可視化されるデザインを採用。飲食店はスマートフォンまたはタブレットがあれば、基本情報を入力して商品と割引した価格を掲載するだけなので、最短で当日から利用できる。
初期費用は無料で、「成功報酬プラン」と「定額プラン」の2種を用意。「成果報酬プラン」は1商品が売れるごとに販売手数料として100円(税別・以下同)を支払う。「定額プラン」は1カ月3900円、3カ月7900円、6カ月1万1800円の3パターンから選べる。
当月末締めで翌25日に売上が振り込まれ、5000円に満たない場合は5000円を超える月まで振り込みを保留する。ただし6カ月経過した場合は、5000円に満たなくても振り込む。
同社では、「東京オリンピック期間中の1カ月に、20会場で準備していたスタッフの弁当の約25%にあたる約13万食、1億1600万円分が廃棄されたことをニュースで知りショックを大きな受けた。このような状況を改善すべく、このサービスを立ち上げた」と開発意図を説明している。