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大手2社が焼酎、ワインなど値上げへ【合同酒精・メルシャン】

2022年10月29日 8:38 am

 酒類大手2社が来年以降、取り扱っている製品の値上げを実施する。

 オエノングループの合同酒精は、23年3月1日出荷分から、〈ビッグマン〉などの甲類焼酎(一部スピリッツを含む)と〈すごむぎ〉などの甲類乙類混和焼酎の一部商品を値上げする。

 甲類焼酎は24アイテムの価格を1.2~9.9%程度(税別の参考小売価格ベース)引き上げる。甲類乙類混和焼酎は8アイテムを2.9~4.8%程度(同)値上げする。同社は22年3月以降、甲類焼酎や甲類乙類混和焼酎、RTD、清酒などの価格改定を実施している。

 キリンホールディングスのメルシャンは、2023年2月1日納品分から、ワイン・梅酒・焼酎の約536品目を値上げする。

 国内製造ワインと日本ワイン、輸入ワインの約480品目は2~12%(現行出荷価格に対する値上げ幅、以下同)、〈スーパージャイアント〉〈ホワイトパック〉などの甲類焼酎44品目は1~3%、梅酒12品目は8%、それぞれ値上げする。同社は7月1日にもワイン・焼酎の一部商品を値上げした。