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1日だけ人が欲しい! ! 急募バイトアプリの利用エリア1都3県に拡大【リクルート】

2019年10月21日 5:28 pm

 リクルートのグループ会社で人材採用に関する総合サービスを手掛けるリクルートジョブズは10月から、1日だけ働きたい求職者と1日だけ人手が欲しい企業をマッチングするアプリ「Job Quicker(ジョブクイッカー)」の利用エリアを、東京全域と神奈川、埼玉、千葉に拡大した。

 「Job Quicker」は1日だけ働きたい求職者と1日だけ人手が欲しい企業をつなぐバイトマッチングアプリだ。求職者が空いた時間の単発バイトを探して応募すると、企業から面接なしで24時間以内に採用の合否が通知される仕組み。店舗に直接質問することもでき、企業側は、掲載料として1募集につき2500円支払う。

 リクルートジョブズが2015年に実施したアンケート結果によると、アルバイト・パート希望者のうち、7割以上が5時間以内の勤務を希望する傾向があることがわかった。また、「Job Quicker」利用者へのアンケートでも「スキマ時間を有効活用したい」「メインのバイトが入れられない日に単発バイトがしたい」など、自分のスキマ時間に合わせてフレキシブルに仕事をしたいという声が多く聞かれた。

 こうした現状を踏まえて求人企業でも、週の最低勤務日数を「1~2日」、1日の最低勤務時間がを「1~3時間」として人手を確保する動きが活発化している。これに伴い、店長やシフト管理者には、スタッフから要望される細かいシフトをパズルのように組み合わせてシフトを作成する必要が生じており、シフトの穴ができやすい状態になっていることから、このようなアプリのニーズが高まっているという。

 「Job Quicker」は、2016年1月12日から東京・渋谷区でサービス提供を始め、東京23区に提供エリアを広げてきた。これまでの利用状況を見ると、長期アルバイトに比べて約3.2倍応募が集まりやすいとの結果を得ており、今回、さらに提供エリアを東京全域および神奈川、埼玉、千葉まで拡大した。