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客単価の高いディナーほど値上げの許容度高し【MS&Consulting調べ】

2022年10月29日 11:27 am

 ミステリーショッピングリサーチ(覆面調査)などを手がけるMS&Consulting(東京・小伝馬町、並木昭憲社長)は、「1回あたりのディナー時の外食金額がいくら上がると値上げの負担を感じるか」について聞いたところ、1回あたり1000円未満でディナーをよく利用している人は3%未満の値上げでも「負担を感じる」との回答割合が39.1%とになったのに対し、1回あたり1000~1500円で利用している人の場合は13.2%に低下するなど、日頃の外食単価が高い人の方が、値上げに対しての許容度も高いという結果になった。

 ​​​​​同様に、「値上げを感じた場合に外食頻度を変えますか」の質問についても、日頃の外食単価が高い人ほど、来店頻度は変えないという回答比率が高い結果となった。

 次に、「同伴者別の値上げがあった際の来店頻度」についても調査したところ、来店頻度は変えないと回答した割合が最も多かったのは「仕事関係(同僚・先輩・上司・取り引き先)」との外食(50.0%の人が値上げがあっても来店頻度は変えないと回答)となった。

 逆に、「一人」での来店頻度については、値上げがあったら減らす39.7%、変えない31.4%と二極化、人によって判断がわれる結果となった。

 なお、「外食をする際に値上げの実感はありますか?」については、75.5%の人が「実感している(6点以上)」、36.6%の人が「強く実感している(9点以上)」と回答した。

 同社は「​​​​​​​飲食店で空腹を満たすための食事をするだけではなく、少し高いお金を払ってでも楽しみたいというシーンでは、値上げがあっても来店頻度が下がりにくいということが推察される」と分析した。

 この調査は2022年10月1日~5日、全国の20歳~59歳の男女1050人に対して実施された。