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ドイツ老舗グラスメーカーのクラフトビールグラスを輸入販売開始へ【ファイブ・グッド】

2022年5月18日 1:11 pm
 近年のクラフトビール人気の高まりを受け、クラフトビールの醸造所や、クラフトビールを取り扱う飲食店の数が急増している。
 
 クラフトビールを楽しむシーンが増える中で、ワイン同様、香りや味わいを最大限に引き出すためのグラスにも徐々に注目が集まりつつある。
 
 クラフトビール事業を展開するファイブ・グッド(東京・東陽町、中村淳之介社長)はこのほど、ドイツの老舗グラスメーカーであるラスタル社(英語表記:RASTAL)のクラフトビールグラスの輸入販売を開始する。
 まずは5種をメインに、商品の入荷は22年夏以降を予定する。

ラスタル社のクラフトビールグラス

 ラスタル社のビールグラスは、グラスの直径や口の中に流れ込んでくる角度により、香りや見た目、味わいがどのように変化するかなど、材質や形状によってビールの味わいが変わることを理解した開発者が科学的にデザインしている。
 
 〈TEKUグラス〉(参考卸価格800円程度・変動する可能性あり)は、イタリアの醸造家・Teo Musso氏と、官能評価のスペシャリストで世界的ビール専門家・Lorenzo “Kuaska” Dabove氏のデザインによリ生まれ、彼らの頭文字である「Te」と「Ku」をとって名付けられた。
 
 ワイングラスのように脚がついており、広い液面から飲み口に向かって鋭く狭まっていく独特の形状で、どんなスタイルのビールもその香りを最大限に引き出す。
 
 飲み口はフラットになっているため、ビールがスムーズに口の中へ流れ込み、舌の上へ広がってしっかりとした味わいが楽しめる。

〈TEKUグラス〉

 また、ロゴを入れたオリジナルグラスを作製することも可能で、醸造所やビアバー、イベント用のグッズなど、幅広いニーズに対応できるという。
 最小ロット数は500脚からで、発注から納品まで2~3カ月ほど。価格は個別対応となる。