明治屋は9月20日、アメリカン・ブレンデッド・ウイスキー〈アーリー・タイムズ ホワイト〉とリキュール〈サザン・カンフォート オリジナル〉〈同 ブラック〉、ストレート・ライ・ウイスキー〈サゼラック・ライ〉、ウォッカ〈ウィートリー・ウォッカ〉の4ブランド5品を順次、全国の料飲店や小売店用に発売した。
同社は今年6月、酒類・飲料ブランド企業の米国サゼラック社と日本市場における「アーリー・タイムズ」「サザン・カンフォート」「バッファロー・トレース」など7ブランドの総代理店契約を締結した。
「アーリー・タイムズ」は1860年の創業以来、時代の変化や市場の需要を察知し、常にチャレンジすることでフロンティア・スピリット(開拓者精神)を体現し続けるブランド。
なめらかで飲みやすい味わいを目指した新プロジェクトにより「アメリカン・ブレンデッド」として誕生した〈アーリー・タイムズ ホワイト〉(アルコール分40%・700ml瓶・オープン価格)は、グレーンとモルトを原料にしたブレンデッドウイスキー。
黄金色の外観にハチミツ、キャラメル、レモンピールの香り。丸みのある口当たりと清涼感のある上品な甘みに加え、アルコール感も角がなく飲みやすい、なめらかな味わいに仕上げた。食事と共に楽しめるウイスキーとして打ち出す。
以下の商品は9月30日発売となる。
「サザン・カンフォート」は1874年、ジャズの街ニューオーリンズ州のバーテンダー、マーチン・W・ヘロンによって独自のレシピで開発されたリキュール。ベースとなるウイスキーに、フルーツやハーブ、スパイスを漬け込んだ。
”None Genuine But Mine = これぞ私のレシピだ”──全てのボトルに刻印されている自身のスローガンどおり、ヘロンが生み出したユニークな味わいは米国中で人気を博し、現在、バーでのショートカクテルからカジュアルなシーンでのロングドリンクまで、世界110カ国以上で広く親しまれている。
〈サザン・カンフォート オリジナル〉(アルコール分21%・750ml瓶・オープン価格)は、ピーチやパイナップルなど多様なフルーツに加え、ハーブやスパイスがミックスされたユニークな味わいのリキュール。
〈同 ブラック〉(アルコール分40%・750ml瓶・オープン価格)は、ハーブやフルーツの華やかな香りと、ウイスキーの奥深い味わいを併せ持つ、他にはない特徴のリキュールに仕上げた。
19世紀後半、フィロキセラ(害虫)の影響によりコニャックの代用としてカクテル 「サゼラック」のメイン・マテリアルとなった〈サゼラック・ライ〉(アルコール分45%・750ml瓶・オープン価格)は、色調は深いローズゴールド。アニス、バニラ、レーズン、オレンジの皮のテクスチャーが特徴。
ライ麦由来のスパイスの香味は、ウイスキーの余韻を引き立てると共に余分な甘みを抑え込む効果があり、暖色系の柑橘のアロマの輪郭が際立つ。
芳醇でリコリスやダークフルーツのノートを感じさせながら、 ビロードのようなまとまりのある質の高い香りのパレットを構築した。
〈ウィートリー・ウォッカ〉(アルコール分41%・750ml瓶・オープン価格)は、全米最古の蒸留所「バッファロー・トレース蒸留所」の三代目マスター・ディスティラー(最高蒸留責任者)であるハーレン・ウィートリー氏の名を冠したプレミアム・クラフト・ウォッカ。
ウイスキーに甘味をもたらす最高級の赤色小麦を原料の中心に据えることで、その個性を引き出す。仕込み水は、石灰岩の泉から湧き出るマグネシウムやカルシウムを豊富に含んだライムストーンウォーターを使用する。
風味は純粋無垢な丸みのある液体。ベルベットのような舌ざわりで、麦芽由来の甘い香りとバニラのアロマで芳醇な味わい。 ソーダで割ってレモンを添えたウォッカソーダにしても長い余韻が楽しめる。