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屋外でもキンキンに冷えた生を! ビア樽専用の保冷カバーに注目だ!!【トライ・カンパニー】

2022年8月5日 2:24 pm

 ビアガーデンに加えてバーベキューやグランピングなど屋外でビールを楽しめる場所や施設が増える中、保冷材専門の製造メーカーであるトライ・カンパニー (静岡・沼津、高安るみ子社長)が販売している、生ビール用の樽に巻くだけで簡単に保冷できる〈冷し樽ぞカバー〉が、じわりと注目を集めつつある

 同製品はビール樽のために開発された保冷剤で、-20℃以下の冷凍庫で12時間以上凍結させた後、ビール樽に巻いて専用ベルトで留めておけば3~4時間保冷効果が持続するというもの。これにより、キンキンに冷えたビールを提供できるだけでなくビールの泡残りも長くなり、炭酸ガスの圧力を低めに安定化できるので炭酸ガスや氷の使用量も減るという。

 同社によると「きっかけは約20年前に北海道・旭川のちゃんこ店から依頼を受けた試作品。保冷材を必要枚数入れて凍らせておき開店前にビール樽に巻くだけで、夏にビールがバカ売れして大繁盛した。そこに大手ビール会社の担当者が訪れ自社のビールを飲んだところ『これはうちのビールじゃない』と店主に問い詰め、見せられたのが〈冷し樽ぞカバー〉の原型だった」という。

 〈冷し樽ぞカバー〉は外側部分に断熱材を入れることで外気の熱を通さず冷気を閉じ込めて内側だけを冷やす仕組み。三重構造になっているので耐久性もあり、各メーカーの樽に合わせたサイズも用意している。 

 価格は、Aタイプが9500円(税別・以下同)、Bタイプが8800円、Cタイプが7000円、Dタイプが8700円。