京都・嵐山を中心に〈本店 嵐山よしむら〉や〈そば料理 蕎麦の実よしむら〉などの手打ちそば料理店を展開するよしむら(京都・嵐山、吉村匠平社長)は、8月より業務用に生そばを冷凍した手打ちそば〈瞬そば〉を販売する(価格はロットなどにより要相談)。
同社は原材料と国産にこだわり、全国の生産者から厳選した玄蕎麦(殻のついた状態のそば)を仕入れ、自社で脱皮から石臼挽きまで一貫して行い、職人が機械を一切使用せず、全て手打ちしている。
30人程度のそば職人が在籍しており、「手打ちのそば料理店としては日本最大規模となるのではないか」(同社)という。
〈瞬そば〉は、蕎麦1人前150g・そばつゆ・具材セット付。そばは2食単位でトレーに梱包する。種類は〈ざるそば〉〈鴨汁そば〉〈にしんそば〉の3種となる。
職人による打ち立ての生そばをマイナス30℃まで急速冷凍。電子レンジ(200w)または冷蔵解凍して湯がくだけなので、好きな時に使用する分だけ調理可能だ。冷凍の場合、賞味期限は約30日(解凍後は3日)。
一番人気の〈鴨汁そば〉は、自家製のそば麹に国産近江鴨の鴨肉をたっぷりと漬け込むことで、柔らかさと旨味を引き出したジューシーな味わいがやみつきになるとか。