ぐるなびが全国の20～60代のぐるなび会員1000人を対象に実施した「新年度の食に関する意識」によると、新年度に外食で味わってみたいメニューとして「ジビエ」が約２割と最も多く、「『食』に関して新たに始めたいと思うこと」では、「行ったことのないお店に行ってみる」がトップとなった。
新年度で新たな環境になることから、食に関する新たな取り組みについて聞いたところ、「行ったことのないお店に行ってみる」が男女ともに１位となり全体で27.3％だった。男性２位の「ダイエット、カロリー制限」と女性２位の「料理のレパートリーを増やす」が全体でも同率２位となった。
外食で味わってみたいメニューでは「ジビエ」21.1％、「代替肉」15.1％、「ギルティグルメ（高カロリー料理）」13.9％と続いた。新たな取り組みをしていて行ってみたい飲食店では、１位が「ひとり席専門店」が24.6％、２位が「食品ロスゼロを目指している店」20.5％、３位が「モバイルオーダー導入店」17.1％という結果になった。
今回の調査結果を受けて、リサーチグループ長の本間久美子さんは、「コロナ禍で迎える３度目の新年度となり、コロナ禍でなかなかできなかった飲食店の新規開拓を切望している人が多いようです。また、行ってみたい飲食店や味わってみたいメニューでは、コロナ禍で注目された新たなスタイルやDXの取り組み、SDGs関連のキーワードに注目が集まった」と分析した。
