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小規模店舗向けに事前決済対応の予約サイト作成サービス開始【くじらRESERVE】

2021年12月2日 8:45 am

 大手や複数店舗を経営する外食企業ではネット予約は当たり前になってきたが、個店など小規模店舗ではまだ電話予約が多く、ノーショウ(無断キャンセル)の不安も拭えない。そこで、アプリやソフトウェア作成などを手掛ける九地良(大阪・本町、田中実社長)は、小規模飲食店が簡単に事前決済対応の予約サイトを作成するサービス〈くじらRESERVE〉https://kujira-reserve.com/の販売を始めた

 同サービスでは、登録フォームの入力項目に従って店舗情報や予約メニューをパソコンから登録するだけで、スマートフォン・パソコン・タブレットのそれぞれに対応したレイアウトの予約受付サイトを自動で作成。管理画面ではネット予約に加えて電話予約、店舗での直接予約など全ての予約を一元管理できる。

 これにより、経営者やスタッフは、インターネットに接続すれば、いつどこにいても最新の予約状況を確認でき、新規予約が入った際には予約管理者や担当スタッフにメールで通知する機能も搭載。時間ごとに対応出来る予約枠の上限を設定でき、予約カレンダーからコースやメニューなどの選択と共に店の担当者も選べる仕様とした。

 決済方法は、PayPayや各種クレジットカード、キャリア決済、Amazon Pay、Apple Pay、オンライン決済など多彩な方法に対応。ただし、PayPay以外の決済方法を利用する際は、別途GMOペイメントゲートウェイとの契約が必要となる。

 導入費用は初期費用が20万円(税別)、月額利用料が1980円(同)となり、現在、月額利用料が1年間無料となるキャンペーンを実施している。決済手数料はPayPayが1.6%、GMOペイメントゲートウェイによるVISA・MASTERが2.95%〜、JCB・AMEX・DINERSが3.25%〜となる。

 田中実社長は「人気のある地元のお寿司屋さんなど小規模飲食店で無断キャンセルを防ぐために事前決済を導入したいと考えているお店をターゲットとして想定している。将来的には、他社の予約サイトなどとの接続も図っていきたい」としている。