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東芝テックは、同社の「WILLPOSシリーズ」を刷新し、店舗に合わせて選択できるコンパクトボディのPOS4機種を新たに発売する。新製品は、コンパクトボディと拡張性の高さという特徴は継承しつつ、従来の「QT-200/20シリーズ」と比べて1.6倍の処理能力を持つCPUや最新のOS(Windows10 IoT 2021)を搭載するなど、基本性能を向上させた。また、ほこりや油煙などが本体内部に入りにくいファンレス構造は継続して採用しており、USBやシリアルポートなど豊富な汎用インタフェースも搭載している。
レシートプリンタ一体型の小型POSターミナル〈WILLPOS-Mini QT-300〉は、飲食店に適したモデルで、ディスプレイの角度を調整できるチルト&スイーベル機構を採用。キーボードや客面表示などさまざまなオプションを自在に組み合わせられるので、レジのスペースが限られている店舗に向いている。
縦型タッチPOSターミナル〈WILLPOS-Touch QT-30T〉は、縦型配置にすることで設置面積を小さくし、デザイン性を追求したモデル。主に専門店や飲食店向けで、プリンターを分離したフリーレイアウトに対応する。
フラット型タッチPOSターミナル〈WILLPOS-Touch QT-30H〉は、フラット型で対面カウンターなどに置くのに適しており、接客の妨げにならないコンパクトモデル。主に専門店や飲食店向けで、〈QT-30T〉と同様にプリンターを分離したフリーレイアウトに対応する。
同社はこれら3機種は8月に発売し、〈QT-300〉の高性能機種で主に量販店向けの〈WILLPOS-Mini QT-330〉を10月に発売する。価格は税別70万円~で、5年間で3万7700台の販売を予定する。