中小企業や個店でテイクアウトやデリバリー、通販を始める際に、注文を受けたり情報発信したりするために役立つホームページだが、コロナ禍で厳しい状況の中、高額な初期費用をかけてホームページを作るのは難しいという店舗も多いだろう。
そこで、ホームページ制作などのウェブサービスを手掛ける韋駄天（東京・人形町、田元幸洋社長）は、飲食店などの店舗専用ホームぺージを無料で制作し、3カ月間無料で利用できる、業界初（同社調べ）の無料お試し期間付きサービス〈マイショッププラン〉（https://myshop-plan.net/）をリリースした。
同サービスの最大の特徴が、試用期間の3カ月で満足できなかった場合、そのままホームページを閉じて終了できる点だ。つまり、効果が出ず必要ないと判断した場合、３カ月以内であれば支出ゼロで試せるのだ。そのままホームページを継続して利用する場合は、４カ月目から月額4800円（税別）支払うことになる。
〈マイショッププラン〉で制作するホームページには、①通信販売に利用できるネットショップ機能②テイクアウトや来店などの予約フォーム③店舗やメニュー、キャンペーンなどの情報を発信できるブログ機能――の３つを搭載。１社につき１人専門ディレクターが付き、プロのデザイナーがホームページを制作する。これまで7000社超のホームページを制作してきた実績から、要望に合った最適なコンテンツ、文章、画像を提案するという。InstagramやTwitterなどほかのSNSとの連携にも対応している。
「ホームぺージの内容を考える時間が取れない」「効果的な掲載文の書き方がわからない」という場合は、全てお任せするということもできる。さらにホームぺージ完成後も専門スタッフがホームぺージの効果的な活用方法などをアドバイスし、作りっぱなしにならないようにサポートする。
決済についてはさまざまなシステムに対応しており、導入するサービスによって２％後半～４％台の決済手数料がかかるものの、同社が販売手数料を取ることはない。
同社はこれまで、「無料でつくって、無料でためせる」ホームぺージサービス
〈オールフリープラン〉を提供しており、その中で「ネットショップ（カートシステム）を導入したいがコストがかかるので難しい」との要望があったため、新たにネットショップ機能を搭載したサービスを開発。月額料金を〈オールフリープラン〉より1000円高い4800円としてリリースした。
