
国土交通省は、新型コロナの影響を受ける飲食店が歩道などを利用してテイクアウトやテラス営業などができるよう道路の占用許可基準を緩和する措置期限について、2021年9月末までとしていたところを2022年3月31日まで再延長した。
同制度は、飲食店などが個別に申請することはできず、地方公共団体または地元関係者の協議会や地方公共団体が支援する民間団体などが主体となって申請するため、活用したい店舗は地方公共団体などに相談する必要がある。
また、①新型コロナウイルス感染症対策のための暫定的な営業であること②「3密」の回避や「新しい生活様式」の定着に対応すること③テイクアウト、テラス営業などのための仮設施設の設置であること④施設付近の清掃などに協力することも要件となる。
すでに約170の自治体で適用事例があり、7月7日時点で占用許可件数は全国で約420件に上る。