新型コロナウイルスの感染者が急増する中、飲食店への時短営業を要請する自治体が続々と増えている。今週に入り、福島、熊本、静岡、福岡、茨城、熊本の6県で再度の時短要請や延長、エリア拡大などを実施。さらに福島、石川、兵庫でも要請が強化される。
福島県は、時短要請中の郡山市に続き、7月31日から8月23日5時まで、福島市、いわき市の接待を伴う飲食店と酒類を提供する飲食店に対して、5~20時の時短営業(酒類提供は11~19時)を要請する。
石川県は、8月15日まで金沢市内の飲食店に対して5~21時までの時短営業(酒類提供は20時まで)を要請しているが、その期間を8月22日まで延長し、酒類提供の自粛を追加した。ただし「いしかわ新型コロナ対策認証店」については1グループ4人以内または同居家族のみの利用に限り、20時まで提供できることとした。
兵庫県は、7月31日まで神戸市などの10市町で時短要請しているが、8月1日から22日までは前回の「まん延防止等重点措置」時の措置地域と同様に神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町、明石市、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町、姫路市の15市町の飲食店に対して、5~20時30分の時短営業(酒類提供は19時30分まで)を要請。上記以外の地域では、5~21時30分の時短要請(酒類提供は20時30分まで)とし、酒類提供する場合は、すべての地域で国が示した一定の要件を遵守することが求められる。加えて、国に対して「まん延防止」の適用を要請する。
また、京都府も県内の飲食店に8月1日まで時短営業を要請しているが、延長する方向で検討している。