
各社が大豆ミートを使った製品を続々と開発する中、日本水産も9月1日、同社初となる大豆ミートを使った新製品〈白身魚と大豆ミートのハンバーグ 50〉50g×12個×10袋×2合と〈同 80〉80g×12個×10袋を発売し、植物性タンパク市場に参入する。
これまでトライしてきた魚のハンバーグでは肉の食感を再現することが難しかった。一方で大豆ミートについて以前から基礎研究を進めてきたことから、スケソウダラを主原料に、繊維状にした植物性たんぱくと独自配合した植物性保水素材を混ぜ合わせることで強固な結着力を実現し、畜肉のような食感を再現。同社が家庭用・業務用を通じてブランド化を進めている「速筋タンパク」を4.5%以上摂取でき、脂質もカットできるヘルシーなハンバーグとして訴求する。
植物性タンパク製品については今後もカテゴリーを少しずつ広げていくという。