オンライン展示会プラットフォームDMM [SHOWBOOTH] を運営する合同会社DMM.com(東京都港区、⻲山敬司会⻑兼CEO)は、2021年6月11日~15日の期間、全国の20〜50代のビジネスパーソン男女500人を対象に、「食生活と外食に関するアンケート調査」を実施した。
緊急事態宣言中に外食をしたかどうかについては、約6割の人が「外食をした」(58.0%)と答えた。
外食をした理由としては、半数以上の人が「美味しいものを食べたい」(55.9%)と回答。次いで「飲食店を応援したい」(37.6%)、「ストレス解消」(30.3%)という結果となった。
利用するお店について、約9割の人が「緊急事態宣言前から利用していた店」(60.6%)、「どちらかというと緊急事態宣言前から利用していた店が多い」(29.3%)と答えた。
営業制限を余儀なくされ困っている飲食店を応援したいと考えている人が、多いことが伺える結果となった。
一方、外食を自粛している4割以上の人は、外食しなかった理由として「緊急事態宣言が出ているから」(59.5%)、「コロナ感染が心配」(51.4%)と回答した。
緊急事態宣言中に外食をした人に外食する頻度を聞いたところ、「週に1~2回」(37.6%)、「月に1回」(32.1%)、「それ(月に1回)以下」(18.3%)となった。
さらに、外食した際に何名で食事したかについて、最も多く回答が集まったのは「2人」(54.5%)で半数以上の人が回答。次いで「1人」(35.5%)、「3人」(27.2%)という結果になった。
緊急事態宣言中のランチ、ディナーでの1回あたりの平均支払金額については、ランチでは、「500円以上1,000円未満」(51.7%)に最も多く回答が集まり、次いで「1,000円以上1,500円未満」(27.6%)となった。ランチは緊急事態宣言前とあまり変化はないようだ。
一方、ディナーは「1,000円以上2,000円未満」(24.8%)が最も多く、次いで「3,000円以上5,000円未満」(23.4%)、「2,000円以上3,000円未満」(20.3%)という結果になった。また、最も少額である「1,000円未満」(17.9%)も2割弱いることが判明した。
ディナーの支払金額が安いことについて同社は、「時短営業やお酒の提供不可などが要因となって減額傾向になっているのではないか」と推測する。
次に、自炊をする頻度について聞いた結果、約4割が「毎日」(38.4%)自炊していることが判明した。次いで、「週5~6日」(19.0%)、「週3~4日」(15.0%)」という回答が続いた。一方、「全くしない」(16.0%)人も一定数いることが明らかとなった。
自炊をする人にその理由を聞いてみると、最も多くの回答が集まったのは「節約になるから」(48.1%)だった。次いで、「緊急事態宣言中は外食できない」(34.5%)、「感染対策で外食を控えている」(32.1%)という結果に。
また、5人に1人以上が「健康のため」(24.8%)と回答。「料理が好き・趣味」(18.6%)と回答した人は、2割以下に留まった。
全体的に好きだから自炊しているというよりは、仕方ないからといった理由で自炊をしているという意見が目立った。実際に、約6割の人が自炊を負担に「感じる」(19.8%)、「どちらかというと感じる」(38.8%)と回答。
コロナ禍で以前よりも食生活への関心が高まったかどうか聞いたところ、約6割が「とても高まった」(7.4%)、「高まった」(19.8%)、「どちらかというと高まった」(31.8%)と感じていることが判明した。
どのように高まったのか聞いてみると、「美味しいものを食べたいと思うようになった」(65.1%)が1位にランクイン。
また、「栄養バランスを考えるようになった」(53.9%)にも半数以上の声が挙がり、「栄養価の高い食材を買うようになった」(20.0%)、「栄養の知識を付けたいと思うようになった」(18.3%)という回答も見られた。“栄養”を重要視するようになった人が増えているようだ。