ぐるなびは、楽天の「楽天デリバリー」事業とテイクアウト事業を承継し、7月1日からサービス名を「楽天ぐるなびデリバリー」「楽天ぐるなびテイクアウト」と改称して運営する。
ぐるなびの総有料加盟店舗数は5万5763店(2021年3月時点)で、ぐるなび会員数2116万人(2021年4月1日時点)のうち楽天グループのIDと連携した会員数は455万人(2021年3月時点)となっている。中期的には1000万人のID連携を視野に入れており、今後、これまで培ってきたぐるなびと飲食店とのネットワークと楽天との連携を通じて、サービス強化を推進していくという。
まずは今回のサービス名変更に合わせて、ポイントを付与するキャンペーンを実施し、両サービスのユーザーによるクロスユースを促進し送客につなげる。
また、ぐるなびが加盟店291店から回答を得たインターネット調査の結果を見ると、デリバリー導入は51.5%、テイクアウト導入は81.7%を占めた。総売上に対するテイクアウト・デリバリーの平均比率も1年前の15.1%から21.7%と上昇していた。