消費者参加型のミステリーショッパーサービス「ファンくる」(https://www.fancrew.jp/)を運営するROIが「ファンくる」会員を対象に3月16日~19日に実施した「テイクアウトについての意識調査」(有効回答数1000人)によると、約9割がコロナ禍で飲食店のテイクアウトを利用しており、その中でも20代が94%と最多だった。
コロナ禍での飲食店のテイクアウト利用率は全体で89%と高い利用率を示した。年代別に見ると20代が94%と最も高く、30代も92%と9割を超えた。一方、40代は86%が最も低く、50代、60代以上も9割には届かなかった。
「今後も継続してテイクアウトの利用を続けるか」の問いには、「積極的に続ける」17%と「続ける」45%を合わせると62%となり、2020年12月の前回調査に比べて14ポイント増えた。また、「月に何回利用するか」では週1回以上が42%となった。
同社では、「テイクアウトの利便性の高さや魅力を感じる消費者が多く、テイクアウトの需要はまだ続きそうだ」との見通しを示した。
このほか、「利用頻度が一番高い時間帯」では、「17時以降」が40%、「11~15時」が39%とほぼ同率となった。「一番利用する店舗のジャンル」では、1位が「ファーストフード」39%で、2位「お弁当専門店」16%、3位「お寿司専門店」12%と続いた。