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食品表示ラベルの作成を手軽に! インフォマートとブラザー販売がシステム連携!!

2020年12月23日 12:24 pm

 通信販売や、店舗の敷地以外にあるセントラルキッチンで作った弁当をテイクアウトやデリバリーで販売する場合などに必要となる食品表示ラベルには、原材料や原産地、添加物、アレルゲン、内容量、製造者などの記載が求められるため、慣れていないと情報収集や管理に手間や時間がかかったり、表示ミスやトラブルにもつながりやすい。

 飲食店と卸の受発注を円滑にするBtoBプラットフォームを運営するインフォマートは、ブラザー販売のシステムと連携することで、食品表示ラベルを作るためにかかる手間を簡略化できるようにした。

 原材料や原産国、アレルギー情報などがすでに入力されているインフォマートのサービス〈BtoBプラットフォーム 受発注・規格書〉の「メニュー管理機能」と、ブラザー販売のラベル作成ソフトウェア〈P-touch Editor(ピータッチエディター)〉とをシステム連携することで、記載漏れなどのミスを防ぎ、食品表示ラベルの印刷と商品規格書の社内共有・一括管理をシームレスに出来るようにした。

 インフォマートの検証結果では、ある導入企業では、これまでラベル情報の作成に約2時間かかっていたところが約15分で済み、インフォマートの社内検証では印刷時間も約10分から1分弱に短縮されたという。

 利用するには、〈BtoBプラットフォーム 受発注・規格書〉に有料オプションを追加した後、無料の〈ピータッチエディター〉をインストールし、同ソフトに対応したプリンター(推奨は〈TD-2130NSA〉参考価格6万円台)を用意する必要がある。実際に使用する際は、「メニュー管理機能」でラベル情報をCSV形式で保存し、そのCSVファイルを〈ピータッチエディター〉にインポートして印刷する流れとなる。