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電気自動車利用者の集客に! 郊外型レストランに設置が簡単な充電設備の導入提案開始【テラモーターズ】

2022年8月26日 4:33 pm

 EV(電気自動車)向け充電インフラ「Terra Charge(テラチャージ)」を提供するTerra Motors(テラモーターズ/東京・新橋、上田晃裕社長)は、郊外型レストラン向けにEV充電インフラの導入提案を開始した。

EV用充電インフラ「Terra Charge」

EV用充電インフラ「Terra Charge」

 同社は2022年4月、分譲マンションでの合意形成課題を解決する導入無料のEV充電インフラ「Terra Charge」事業を始め、マンションへの導入を積極的に進めている。そして今回、一定の駐車スペースが確保されておりEV充電インフラの導入にも適している郊外型レストランへも提供することとした。

「Terra Charge」で充電する模様

 充電設備はA4サイズほどの機器を壁付けするだけで設置でき、3kWモデルと6kWモデルの2種がある。簡単に設置できEVが普及するにつれて集客にも役立つことから、本来であれば充電設備と工事費用は飲食店側が負担し、充電料金の一部を収益とするビジネスモデルだが、今回、先着100基について無料で導入できるキャンペーンを実施している。

 キャンペーンでの電気料金は、3kWモデルでは電気料金相当額をテラモーターズが還元するため店舗側の負担はない。6kWモデルでは店舗側が負担することが基本となるものの、条件によっては電気料金相当額をまかない収益性も上げられるプランも提供できるという。

マンション駐車場での設置イメージ

 ユーザーが利用する際は、スマートフォンのアプリ上で予約・充電・決済のすべてが完結するため、飲食店側の手間はかからない。メンテナンスや問い合わせなどもテラモーターズが対応し、万が一、飲食店に連絡が入った場合はテラモーターズに引き継ぐ形となる。同社では今後もほかの周辺領域への無料導入について展開する予定だという。