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ニーズが見えた!? テイクアウトグルメのキーワードは「調理に手間がかかるメニュー」だ!【ぐるなび調べ】

2020年12月19日 9:11 am

 ぐるなび総研は12月8日、今年の日本の世相を反映し象徴する食として、2020年「今年の一皿」を「テイクアウトグルメ」に決定した。

2020年「今年の一皿」は「テイクアウトグルメ」に決定!【ぐるなび総研】

 それを踏まえ、ぐるなびは12月11~13日の期間、20~60代のぐるなび会員1000人に、テイクアウトグルメ利用に関する調査を実施した。

 今年、テイクアウトグルメを利用したかを聞いたところ、「利用した」は54.6%と過半数にのぼった。年代性別では、20代女性が最も多く、71.7%と高い利用率だった。また、女性の利用率が男性よりも全体的に高い傾向にある。

 利用頻度については、「週に1回以上」7.9%、「月に2~3回程度」22.7%、「月に1回程度」31.9%を合計すると、「月に1回以上」が62.5%にのぼった。

 また、ここ1カ月でテイクアウトグルメの利用が増えたかを尋ねると、「増えた」11.2%、「やや増えた」32.8%を合わせた44.0%が「増えた」と回答。

 新型コロナウイルス感染拡大の第3波により、11月頃から感染者数が増加していることもあってか、外食自粛によるテイクアウトグルメの利用が再び増えている傾向にあり、今後も利用の増加が見込まれるとする。

 今後利用したいテイクアウトグルメについては、「調理に手間がかかるメニュー」「惣菜セット、オードブル」「ファミリーやグループ向けセットメニュー」が上位に入った。同社は、「年末年始の休暇を目前に、自宅で家族や友人同士での集まりが増えることもあってか、複数人でテイクアウトグルメを楽しもうとする傾向がうかがえる」と分析する。

 最後に、テイクアウトグルメに関するエピソードを尋ねると、「おいしいものを食べて頑張ろうと思えた」「飲食店を応援したい」「自宅で外食のクオリティが味わえた」などの声が多く挙がった。

 「コロナ禍でもテイクアウトグルメが飲食店とユーザーをつなぎ、豊かな食体験を提供することで、双方の絆を深める役割を果たしていることがうかがえる」(同社)と推測する。

 各地で時短営業要請が増えつつあり、「またか……」と肩を落とす飲食店経営者も多いだろうが、テイクアウトでもおいしい料理でお客さんを笑顔にでき、元気づけられる、何ものにも代えがたい業種だ。

 テイクアウトやデリバリー、ECなどで収入確保をしながら、協力金や給付金などあらゆる支援策を活用して、どうにかこの逆境を乗り越えていくしかない。

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