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2020年「今年の一皿」は「テイクアウトグルメ」に決定!【ぐるなび総研】

2020年12月9日 5:42 pm

 ぐるなび総研は8日、今年の日本の世相を反映し象徴する食として、2020年「今年の一皿」を「テイクアウトグルメ」に決定した。

 「今年の一皿」は、日本の食文化を遺産として記録し、保護・継承することを目的に2014年に開始し、今回で7回目。

 飲食店情報サイト「ぐるなび」の検索・行動履歴などビッグデータから抽出したワードをもとに、ぐるなび会員を対象としたアンケート、当社も含めたメディア関係者の審査を経て、「今年の一皿 」実行委員会が承認、決定する。

■条件
・その年に流行または話題となった。
・その年の社会の動きと関係が深く、世相を反映している。
・食文化の記録として後世に受け継ぐ価値がある。

 過去は2019年「タピオカ」、2018年「鯖(さば)」などが受賞した。

過去の「今年の一皿」大賞

 今回の「テイクアウトグルメ」の選定理由として、今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で時短営業や休業を余儀なくされ、新たな収益源としてテイクアウトを開始した飲食店が急増。多種多様なメニューが増え、包材にも工夫が見られた。

 また事前予約決済や店頭以外での購入といった選択肢が広がり、消費者がテイクアウトを通じて飲食店を支援する動きも見られるなど、テイクアウト市場が大きく進化したと指摘。今後も利用が継続し、新しい日本の食文化として定着する兆しがみられる点を挙げた。

 ぐるなび総研代表取締役社長兼ぐるなび取締役会長・創業者の滝久雄氏は、「『今年の一皿』がきっかけとなって消費者に食べる楽しみや喜びを再認識してもらい、今日の厳しい環境で頑張る生産者や飲食店の励みになってほしい」と述べた。

 そのほか、「シャインマスカット」「代替肉」「ノンアルコールドリンク」がノミネートされた。

 

「シャインマスカット」選定理由:

・パフェやサンドイッチなどシャインマスカットを使った趣向を凝らしたメニューや商品が増えた。
・外食控えの中で手軽に贅沢感を味わえる高級食材として消費者の需要が増えた。

「代替肉」選定理由:

・健康志向の高まりを受け、大手食品メーカーの参入による品質向上や飲食チェーン店舗での導入など、国内で注目されはじめた。
・世界的な食糧危機問題への備えと、環境保全や持続可能な取組への意識が高まり、新たな食材としての発展が期待できる。

「ノンアルコールドリンク」選定理由:

・外出制限による運動機会の減少や在宅時間の増加とともに健康意識が高まり、ノンアルコールドリンクへの関心が集まった。
・ビールだけでなくワインやカクテルなど、ノンアルコールドリンクの種類が増え、味も進化した。

2020年「今年の一皿」

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