農林水産省は、飲食店の需要喚起を図る「Go To Eatキャンペーン」のうち、オンラインで予約した利用者にポイントを付与する「オンライン予約事業」を10月1日から始める予定であることを発表した。
同事業を受託したぐるなびやカカクコムなど13事業者のうち、準備が整った事業者から飲食店の登録を始め、10月1日以降、各都道府県の意見も踏まえた上で開始できる事業者からポイントを付与する。
同時に「Go To Eatキャンペーン」の公式サイトを開設した。同サイトでは、「オンライン予約事業」と、早い地域では9月下旬から開始される予定の「プレミアム付食事券事業」の説明を掲載。さらに、「オンライン予約事業」の利用を希望する飲食店が受託事業者に支払う「送客手数料」や「キャンペーン終了後の加盟取り扱い」「入金頻度、入金タイミングなどの条件」「お問い合せ先」「サービスの概要」の情報を各社ごとにまとめた「参加条件の一覧」を掲載している。
また、参加する飲食店が守るべき感染症対策は、「プレミアム付食事券事業」と同じで、「日本フードサービス協会と全国生活衛生同業組合中央会が5月に取りまとめた『外食業の事業継続のためのガイドライン』を遵守すること。『換気』『声量』『三密』を常に意識すること。国や地方公共団体からの営業時間短縮の要請などに従うこと。農水省が事前通告なしに実施する訪問調査に協力すること。目につく場所に接触アプリを紹介すること」などが求められる。
同省は、飲食店と消費者向けに「Go To Eatキャンペーン」のコールセンターも設置した。
電話番号は0570-029-200。
受付時間は10時~17時(土日祝含む。12月29日~1月3日は除く)。
「オンライン予約事業」は、利用者が予約・来店した場合、利用者に昼食時間帯は500ポイント、夕食時間帯(15時以降)は1000ポイントを付与するもの。ポイント付与の上限は1回の予約当たり10人分(最大1万ポイント)までとなり、ポイント付与は2021年1月末まで、利用は同年3月末までとなっている。
・農林水産省「Go To Eatキャンペーン」公式サイト(https://gotoeat.maff.go.jp/)
・オンライン飲食予約事業者のお問合せ先及び条件一覧(https://gotoeat.maff.go.jp/business_person/)
(画像はすべて「Go To Eatキャンペーン」の公式サイトから抜粋)
※関連ページ
・「Go To Eat キャンペーン」のオンライン予約事業者はぐるなびやカカクコム、リクルートなど13者に決定