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着けたまま飲食できる紙製使い捨てマスク発売【Bfull】

2021年6月25日 10:12 am

 飛沫が拡散しないように着けたまま食事できるものとしてフェイスシールドタイプの製品が多く見られるものの、サイズが大きくなりかさばる点と単価の高い点がネックとなっている。

 3Dデータ作成や3Dデータによるフィギュア製造・販売などを手掛けるBfull(愛知・一宮、前田直人社長)は、会食時の飛沫拡散を抑制する〈飲食用使い捨て紙マスク〉の業務用パックを6月28日に販売開始する。

 〈飲食用使い捨て紙マスク〉は飛沫を防止しながら会話と飲食を楽しめるように、上下に動かして固定できる紙製の可動式飲食マスク。サイズは3段階から調整でき、使い捨てなので大人から子どもまで幅広く安全に利用できる。4月の予約開始後、大容量タイプの要望が多かったことから今回、パッケージ無しの大容量パックとして30枚・50枚・100枚・200枚の4種を用意した。

 〈飲食用使い捨て紙マスク〉は、上げ下げ時に位置が固定されるため両手が自由となるのが最大の売りだ。個包装なので衛生面の心配もなく、包装に組み立て方が書いてあるため、それを見ながら簡単に組み立てらるという。ただし、器の大きな汁物を口に付けて飲む時には向いていないようだ。

 同社で、同マスク着用の有無による飛沫拡散の違いを調べたところ、同マスク無しでは前方向を中心に広範囲に飛沫が拡散したのに対して、同マスクを着用した場合は飛沫拡散の方向も拡散距離も限定的という結果を得た。

 また、使い捨てマスクとして売られている不織布のマスクの多くは、プラスチックのポリプロピレンが原材料として使われており、環境への影響が懸念される中、同マスクは紙製なのでその点についても問題がないという。

 すべて個包装で価格は以下の通り。
30枚748円(1枚当たり22.7円)
50枚1155円(同21円)
100枚2178円(同19.8円)
200枚4180円(同19円)