新型コロナウイルス対策として日常的にマスクが必須となる生活となった中、マスクの衛生状態を保ちたいというニーズが高まっており、マスクケースなども普及し始めている。そんな中、テーブルに置いても店の雰囲気を壊すことなく衛生的に保管できるマスク用容器として、日本で初めて紙コップを作った東洋製罐グループホールディングスがマスク保管用紙コップ「MASUKUIRE(マスクイレ)」(https://jp.open-up.tskg-hd.com/ideas/masukuire/)の提供を始めた。
同社は、「MASUKUIRE(マスクイレ)」をマスク入れの用途だけでなく、スプーンやフォーク、お手ふきなどのカトラリーを入れて提供し、それと入れ替えでマスクを保管したり、マスク入れとして使用した後に使用済みの紙ナプキンなどを入れて片付ける際に利用するなどの使い方も提案する。
また店舗ロゴやメニューなどを表示するQRコード、店舗の雰囲気に合わせたオリジナルデザインをプリントすることもでき、5000個(カラー1個当たり20~30円+版代)から受け付ける。サイズは口径76.8mm、高さ92.3mm、底径52.6mm。満杯容量は272ml。
「紙コップ」は元々、20世紀初めのアメリカで感染症予防として生まれた歴史があり、東洋製罐グループが日本で初めて紙コップを作ってから約90年になるという。