がんばろう外食!(支援等)読むと得する

【4/23更新】地方発!地元の飲食店を元気にする新型コロナ対策まとめ

2020年4月23日 2:24 pm

目次

 ここでは、各地方で展開される、新型コロナウイルスの影響に対する飲食店向け支援や対策などの情報をまとめた。地域が一丸となって、新型コロナに打ち勝つための方策を展開中だ。ページごとに、「北海道・東北・関東」、「中部・近畿・四国」、「九州・沖縄」のエリアに分けた。

 なお、飲食店支援に関する取り組みについて、企業や自治体からの情報提供も募集中。詳細は日本外食新聞編集部宛(メール:hensyubu@gaishoku.co.jp)にお寄せください。


全国共通

・“美味い”はコロナに負けない。SNSで「#○○(地域名)エール飯」のハッシュタグで検索&参加!

 ここでも取り上げた、「・【別府市】#別府エール飯プロジェクト開始 美味いは、コロナに負けない。持ち帰れ、別府の美味い飯。(別府市)」(http://beppu-yell-meshi.com/)は別府市が始めた「#エール飯」企画だ。このエール飯に触発され、さまざまな地域でこの「エール飯」が次々と立ち上げられている。

飲食店は、

  1. テイクアウト商品を作る(テイクアウトを実施していない飲食店は、サービスを立ち上げる)。
  2. テイクアウト商品を写真に撮る。
  3. ハッシュタグ「#○○(地域名)エール飯」を付けてSNSに投稿。

 TwitterやFacebook、InstagramなどさまざまなSNSでハッシュタグ「#エール飯」「#○○(地域名)エール飯」で検索すると、多くの有志がそれぞれの地域で飲食店にエールを送っているので、まずは検索して自分の地域での取り組みを見つけてみよう。

●北海道・東北・関東

 

北海道

・【千歳市】の飲食店を応援するクラウドファンディング(マチを元気に緊急応援プロジェクト

https://faavo.jp/doodonan/project/4359

  不動産賃貸・管理などを手掛けるフジ商産(北海道・千歳、藤本聖美社長)の代表である藤本聖美さんはじめ、地元の有志が集まって結成した「マチを元気に緊急応援プロジェクト」実行委員会は、千歳市商店街振興組合連合会の協力のもと、千歳市内の飲食店を支援するためのクラウドファンディング「北海道『千歳市緊急応援宣言』このままじゃコロナよりヤバイ…」https://faavo.jp/doodonan/project/4359)を立ち上げた。

 支援コースはいくつかあり、「プレミアム飲食チケット支援金」「お店指名による支援金」で集まった支援金の全ては、決済手数料5%(消費税別)は差し引いた金額を各飲食店へ渡す。その他の支援コースで集まった支援金や未使用チケット分の支援金は、飲食チケットの「プレミアム分(10%)」と実費経費(飲食チケット印刷費、リターン制作費、郵送切手、宛名印刷など)に活用するという。

●「千歳」の飲食店を応援クラウドファンディングのスケジュール
3月18日 クラウドファンディング開始
4月1日~ 支援者へ「飲食チケット」随時発送
4月30日 クラウドファンディング終了
5月~6月 リターン商品の配送
9月末日 飲食チケットの使用が終了 

 3/19時点の参加登録店は86店舗。参加登録を希望する店舗は、「マチを元気に緊急応援プロジェクト」実行委員会電話:0120-979-124まで連絡を。


・【十勝管内】の飲食店を応援しよう!クラウドファンディング(エイムカンパニー)

https://actnow.jp/admin/project/preview/587/7438/7af1a458e234fded48e69e80221b8132bc515642

 帯広・札幌エリアで「炉端の一心」など飲食店をドミナント展開しているエイムカンパニー(北海道・帯広、佐藤慎吾社長)の代表である佐藤慎吾さんは、地元・十勝の飲食店向けのクラウドファンディング「コロナウイルスに勝つ!「十勝」の飲食店を応援して欲しい!」https://actnow.jp/project/jail241077/detail)を開始した。

 支援者は、支援金額に応じた食事券が受け取れる。集まった支援金の全ては、各飲食店に決済手数料5%を差し引いた金額を渡す。飲食店の店舗には、5月上旬をめどに支援金を振り込む予定。3/28現在、38店舗が参加している。

●「十勝」の飲食店を応援クラウドファンディングのスケジュール
3月19日 クラウドファンディング スタート
4月20日 クラウドファンディング 終了
4月末  エイムカンパニーより、集まった分の食事券を参加店舗に送付。
5月上旬 エイムカンパニーより、参加店舗に決済手数料5%を差し引いた金額を振込。
5月15日~11月14日 支援者が各店を訪問し、食事券を受け取る。
※2020年11月15日以降は利用できなくなるので注意。

 クラウドファンディングに参加を希望する店舗は、jailhouse19991001@yahoo.co.jp まで。詳細を別途連絡する。


 

 

宮城県

・【仙台市内】の飲食店は無料でテイクアウト・宅配の告知OK(テイクアウトはじめましたプロジェクト in 仙台)

 宮城県仙台市はこのほど、新たにテイクアウトや宅配サービスなどを開始した市内の飲食店や宿泊事業者などを応援するため、テイクアウトはじめましたプロジェクト in 仙台を開始した。このプロジェクトは、自宅で飲食店や宿泊施設などのグルメを楽しみたい市民に向け、仙台市内で利用可能なテイクアウトや宅配サービスなどを無料で紹介する取り組み。

 3月17日現在、テイクアウトや宅配サービスを実施する仙台市内の飲食店や宿泊事業者など43店舗が参加しており、今後も参加店舗は増えていく見込みだ。
 また、利用客はツイッターやインスタグラムなど各種SNSでハッシュタグ「#仙台テイクアウト」をつけて投稿することにより、飲食店や宿泊施設の取り組みを応援できるので、事業者からはぜひ応援してほしいと期待の声が高まっている。

 掲載希望の飲食店は、

  1. 店舗名
  2. 店舗責任者の氏名
  3. テイクアウト or デリバリー or 新型コロナ対策割引を実施するか
  4. 業態(居酒屋、カフェなど)
  5. 店舗の住所
  6. 店舗の電話番号
  7. 店舗の公式サイト or SNSのURL

を明記の上、下記まで応募。

■「テイクアウトはじめましたプロジェクト in 仙台」事務局(第一広告社内)
電話番号:022-214-2137
メール:info@sendai-takeout.com


 

福島県

・【福島県内】の飲食店を「ふくしま先腹(ばら)い応援団」に掲載!

 ソフトウェア開発などを手掛けるシンクhttps://www.sync.co.jp 福島県会津若松市、髙橋正法社長)は、福島県内の飲食店の飲食代を先払いすることで支援する「ふくしま先腹(ばら)い応援団」https://www.fukushimaken.online/)の提供を開始した。 飲食店は掲載料無料で参加できる。なお、販売額の5%を手数料としてシンクへ支払う。

■ふくしま先腹(ばら)い応援団の仕組み
1.飲食店は「ふくしま先腹い応援団」に参加する。福島県内にある飲食店なら誰でも参加可能。

2.eチケット「ふくしま券」 を設定する。金額や内容は飲食店の自由に設定できる。

3.利用客は、ふくしま先腹(ばら)い応援団のサイトから、各飲食店の「ふくしま券」を購入。
「ふくしま券」は購入日から1年間が有効期限で、新型コロナウイルス感染症による影響の収束や、安全が十分と判断できた段階で利用できる。

4.販売した「ふくしま券」の売上はシンクへの入金が確認された後、飲食店へ先に支払うことで、事業継続を支援する。

「ふくしま先腹い応援団」に参加を希望する飲食店は、以下の問い合わせ先まで。

福島県会津若松市インター西105番地
株式会社シンク
メール:salespromotiondivision@sync.co.jp 電話:0242-37-0123


 

茨城県

・【つくば市】の飲食店を「#つく映えテイクアウト」でSNSから応援!

 茨城県つくば市(五十嵐立青市長)は、新型コロナウイルスの影響を受けているつくば市内の飲食店を、市内外の有志により「映える」グルメ写真や動画をシェアすることで応援する「#つく映えテイクアウト」を開始した。これは3月6日~23日の間、市のインスタグラムで実施した地域支援企画「#tsukubae」が好評であったことを踏まえ、SNSを活用した緊急応援企画の第二弾となる。

 投稿方法は、店舗やお客さんが「テイクアウト」のグルメを写真か動画で撮影し、「#つく映えテイクアウト」とハッシュタグをつけて、ご自身のインスタグラム、フェイスブック、ツイッターに投稿する。

 インスタグラムでの投稿の場合、「つくばファンクラブ @tsukubafanclub 」(https://www.instagram.com/tsukubafanclub/)をフォロー後、「#つく映えテイクアウト」「@tsukubafanclub」と両方加えて投稿すると、つくば市公式アカウント「つくばファンクラブ」の「ストーリーズ機能」でシェアされる。

 ツイッターでの投稿の場合、アカウント「フックン船長【公式】 @hookunsencho」 (https://twitter.com/hookunsencho)をフォローし、「#つく映えテイクアウト」「@hookunsencho」のハッシュタグとメンションタグを入れて投稿。つくば市公式イメージキャラクター「フックン船長」がリツイートする。なお、今回のキャンペーンの対象は「テイクアウト」持ち帰り可能なグルメのみとなる。


 

神奈川県

(4/23)・【藤沢】の飲食店を支援!地元の複数ベーカリーと合同でテイクアウト!
 
 パンの廃棄をなくす取り寄せプラットフォーム「rebake」https://rebake.me/ 運営:合同会社クアッガ)が、神奈川県藤沢市の飲食店を支援するために、同地域周辺の人気店約6店舗程のパンが入ったセットを、オンライン事前購入限定でテイクアウト販売する。
 パンの受け渡しはコロナウイルスの影響によって事業縮小や休業を余儀なくされている地元の飲食店で行い、売上の一部を飲食店支援にあてるというもの。今回、接触をより少なくするために、オンライン事前決済&セット販売のテイクアウトという形態にした。
 発案者であるロワール光月堂の齋藤孝曉代表によると、「当店では学校給食用のパンを製造しているが、休校により3月分から出荷が0となってしまった。そこで一般消費者に対して給食の製造ラインを使用したパンを提供したところ、 大きな反響があり、市民の温かさと助け合いの心を強く実感した」という。
 
「それ以降何か貢献できることはないかと考えていたが、接触を最小限に抑える形で支援できる活動を実施する運びとなった。オンライン予約決済なので行列もできないし、引き渡し店ではドアの開放・アルコール除菌実施・マスク着用を義務付けている。また、休業や業務縮小で売上が全く見込めず、従業員の休業補償はおろか家賃すら支払うのが難しい店舗も多くあるなか、そのような店舗への支援に少しでもなるよう、引き渡し店は地元の飲食店とした」と述べる。

〇 開始日・期間
4月23日~5月中旬までを予定(状況により変化)

〇 価格・内容
1セット税込2500円/藤沢市のパン屋4~6店舗分の詰め合わせパン10個+ラスク1袋
 
○参加店舗
パン工房パナケナケ(善行)、ブーランジェリーユイ(藤が丘)、ブーランジェリーシュシュ、PINY(片瀬)、ロワール光月堂(長後)
※ 参加店舗は増減の可能性あり
※ 売上げ一部は飲食店支援に回す。
 
〇 受取時間
平日12時~17時の間
 
〇 受取場所
4月23日~24日:レストラン ふじ(藤沢市藤沢607-1│藤沢駅から徒歩5分)
4月27日~5月1日:イタリアンレストラン タントタント(藤沢市南藤沢15-15│藤沢駅から徒歩7分)
随時、地元の飲食店を変更する形で行う。

〇購入&支払い方法
下記のページからの事前決済購入(カード決済のみ)
現状登録していない場合も、特設ページから登録や購入が可能。
https://rebake.me/items/527 
 

 

千葉県

・【船橋市】が「#食べよう船橋」キャンペーン開始!市のサイトに店舗情報も掲載される!

 新型コロナウイルスの感染拡大により大きな影響を受けている飲食店を応援するため、外出を控えている人でも利用しやすいテイクアウトや出前に対応している店舗を紹介し、利用してもらうキャンペーンを開始する。

 飲食店は、各種SNSでハッシュタグ「#食べよう船橋」をつけて、一押しのテイクアウト・出前メニューの投稿をする。また、申請をすることで、市ホームページにテイクアウトや出前を行う店舗情報を掲載してもらえる。

 申請方法は、
1.船橋市オンライン申請・届出サービス(http://e-shinsei.city.funabashi.lg.jp/city-funabashi-u/offer/offerList_detail.action?tempSeq=8)から申請する
2.申込書(https://www.city.funabashi.lg.jp/jigyou/shoukou/002/p077790_d/fil/moushikomisho.xlsx)をダウンロードし、船橋市商工振興課あてにEメール(shokoshinko@city.funabashi.lg.jp)かFAX(047-436-2466)にて提出する。

 「#食べよう船橋」キャンペーンチラシ(https://www.city.funabashi.lg.jp/jigyou/shoukou/002/p077790_d/fil/chirashi.pdf)も自由に使えるので、店頭などに張り出して認知を高めよう。

次ページは中部・近畿・中国エリア→