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新聞社が地元の飲食店を応援! 取材とセットでモバイルオーダーサービス実験開始!!【沖縄タイムス】

2020年2月28日 8:08 am

 IT系のシステム会社ではなく、地方紙を発行している新聞社・沖縄タイムス社が県内の飲食店を応援するためにモバイルオーダーシステムを開発した。同社は「新聞社がこうしたサービスを開発・運用するのは全国初ではないか」とコメントしている。

 「沖縄タイムス」を発行している沖縄タイムス社(沖縄・那覇、武富和彦社長)は、同社がこれまで取材し掲載した飲食店向けに、スマートフォンから注文・決済できるモバイルオーダーサービス「Dikitoon(ディキトーン)」( https://www.dikitoon.com/ )の実証実験を県内の7店舗で始めた

 大手チェーン店などではモバイルオーダー導入が始まっているものの、中小企業や個店ではコスト面などでハードルが高い。そのような状況に対して同社は「地域のために頑張り、地域の人たちから愛されている飲食店を応援することが、地方紙としての役割と考えた」とその経緯を説明。まず、2003年から同紙地方面で毎週連載している飲食店紹介コーナー「胃心地いいね」と、同社サイトのグルメコーナー「今日もがっつり! 運転手メシ」で取材した店舗の記事をまとめ、地図検索もできるようにしたグルメサイト「Dikitoon」を開設。続いて、同サイトから気になった店のメニューを選び、来店日時を決めてクレジットカード決済する仕組みを作り上げた。来店した際の対応として、①車から降りずに窓越しで受け取る②入店して受け取る③店舗で待たずに飲食――の3種類から選べる。今後、デリバリーサービスや席だけ予約などの追加も予定している。

ディキトーンのグルメサイト

 今回のシステムは、システム会社に発注したり他社のサービスを利用したわけではなく、すべて自社のスタッフで作り上げたという。店舗側が導入するには、まず同社の取材を受けることから始まり、新聞またはサイトで記事を掲載すると同時に「Dikitoon」にも情報を追加。メニュー画像などを登録するとモバイルオーダーに対応する。これにより新聞の読者を集客につなげることができ、差別化が図れるという。店舗側の利用料金は、売上額の10%(カード手数料込み)のみで、初期費用などはかからない。

 2月からの現在実証実験に参加しているのは、「小籠包と台湾唐揚げの臺瓏(タイロン)」「フライドチキン&サンドイッチ Guts」「あぐろ焙煎珈琲店」「ドーナツ専門のball donut park」「MusicBarケツの穴」「お花とケーキのお店 横綱」「ウッディーズ インターナショナルガストロパブ&グリル」の7店舗。すでに20件近くの問い合わせが寄せられているという。次年度(4月以降)には本格運用に移る計画で、将来的には全国の地方紙の新聞社と組んで、同サービスを広げることも視野に入れている。