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今年は「固めプリン」が流行るって本当⁉︎ 【スナップレイス】

2020年1月10日 10:06 am

  インスタグラムやTwitterなどのSNS上のあらゆる投稿を分析し、 SNS映えするスポットだけを集めて地図上にマッピングしたサイト「スナップレイス」を運営するスナップレイス(東京・北品川、椛島恵里香・椛島誠一郎共同代表)は、インスタグラムやTwitterなどへの投稿情報を独自のアルゴリズムで分析し、2020年に流行する食べ物として「固めプリン」「トゥンカロン」「チーズボール」を選んだ

SNSで流行りやすい(拡散・いいねされやすい)食べ物の7要素

 同社は2019年のSNS上での食べ物に対する反応を分析し、 SNSで流行りやすい(拡散・いいねされやすい)食べ物の特徴として1.カラフル」「2.雑誌風」「3.非日常」「4.モチーフ」「5.意外性」「6.規格外」、「7.ストーリー」」の七つの要素を抽出した。2019年に流行したタピオカは「4.モチーフ」で丸い物に、 カップの色鮮やかさが「1.カラフル」に当てはまるという。これらの分析を踏まえながら、2020年に流行ると同社が予想する食べ物を選んだ。

 「固めプリン」は、イラストやアニメで描かれたような「3.非日常感」が強く、 レトロブームも相まってSNSで流行る要素を備えていると分析。また、プリンの上にかかるカラメルソースが垂れ落ちる姿は「2.雑誌風」要素もあり、写真を見ている人の食欲を刺激させるためSNS上でバズると予想した。

 「トゥンカロン」は、従来のマカロンに比べて挟んでいるクリームなどの量が多く、 形のバリエーションやデコレーションが豊富なのが特徴。 華やかな色合いを持つため「1.カラフル」要素が高く、 貝殻や動物など目を引く「4.モチーフ」の要素を兼ね揃えているためSNSで流行る可能性が高いとした。

 「チーズボール」は、コロコロの丸いボールの中にチーズがたっぷり入り、 食べるとチーズが伸びる軽食。「タピオカ」と同様に、 表面がつるんとした丸い形は「4.モチーフ」要素が強く、 また割ったらチーズが伸びるという仕組みはシズル感が出やすい写真を撮りやすいため「2.雑誌風」要素が強くSNSでも映えやすい傾向にあるという。さらにチーズボールはカップに入れて販売をする形状に適していることもあり、 タピオカのように手持ちフード写真を良く投稿するインスタグラムユーザーとも親和性が高いことで選ばれた。