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「ノーショーはNO!!」を当たり前に!無断キャンセル料を弁護士が代行回収!【favy×ノーキャンドットコム】

2019年12月11日 7:21 am

 30人分の宴会予約が入り、腕によりをかけた料理やドリンクを用意して待っていたのに、当日にノーショー、いわゆる無断キャンセル。予約客に電話をかけてもつながらず、困り果てた店舗がTwitterで「助けて!」と訴えるツイートが流れて来た――

 上記はたまに見かける事例だ。飲食店にとってノーショーは売上減だけでなく、食材ロスも招く。仕込みにかけた時間や労力が無駄になることで精神的なダメージも大きい。しかし事前決済が普及していないこともあり、飲食店のノーショー被害は根本的解決がなされていない。

 そんな問題を抱える中、飲食マーケティング企業のfavy(東京・新宿、高梨巧社長 http://www.favy.co.jp/)は、東京弁護士会所属の北周士(きた・かねひと)弁護士が運営するノーショー対策サービス「ノーキャンドットコム飲食版」https://noshow.life/)と提携する。

 「ノーキャンドットコム飲食版」は、予約の無断キャンセルであるノーショーが発生した場合、キャンセル料(債権)の回収を弁護士が代行するサービス初期費用や継続利用料は無料の成果報酬型
 電話予約、ネット予約いずれでも、予約者の氏名と電話番号(携帯電話も可)がわかる予約であれば対象となり、1人以上の予約から請求が可能。また、キャンセル日から遡って1年前までは請求可能だ。



 favyの紹介によって導入した場合は、飲食店側はキャンセル料の回収金額の73%(通常は70%)を受け取ることができる。残る27%(同30%)は、手数料としてサービス側に支払う。「ノーキャンドットコム飲食版」のサイトによると、12月10日現在で会員登録店舗数は122店舗、回収依頼数は99件、キャンセル回収依頼金額は265万6810円にのぼるという。
 favyは「飲食店が簡単に潰れない世界を創る」をビジョンとするなか、飲食店の予約キャンセルにはキャンセル料の支払い義務があることを広く伝えることが重要と捉えており、同サービスとの提携の運びとなった。

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