集客ピックアップ役立つシステム

食事仲間を募る話題のアプリがいよいよ加盟店募集を開始!!【キッチハイク】

2019年11月8日 8:00 am

 気になっていて一度行ってみたいとは思うものの、1人では入りづらく一緒に行ってくれる人もいないという飲食店があるという人は結構いるのではないだろうか。そのニーズに応えため、気になる店に一緒に行って食事を楽しむ人を募集するアプリ「キッチハイク」を運営するキッチハイク(東京・上野、山本雅也・藤崎祥見共同代表)が、アプリ内で紹介ページを掲載できる加盟店の募集を始めた。

 「キッチハイク」は「食卓をどう楽しくするか」を目的に、自分が作った料理を食べてくれる人を募集するサービスとして2013年に始まった。その後、2018年には会員が気になる飲食店に一緒に行く人を募るサービスが追加された。

 「キッチハイク」の利用方法は、メールアドレスと名前、クレジットカードを登録した会員が行きたい店と日時を指定し、一緒に食事する人を募集。人数が揃えばそのまま店に集合する。参加者は手数料として税別525円を「キッチハイク」に事前に支払い、飲食代はそのまま店舗で精算する仕組みだ。

 募集人数は4~6人としており、募集する際に20代限定や初心者限定など条件を付けることも出来る。1~2週間前に席のみを予約し、3日前までに3人以下になった時はキャンセルとなる。人数が変更になった場合は2時間前までに伝える。2日前にキャンセルするなど、この条件から外れた場合やノーショウが発生した場合は、キッチハイクが飲食代相当額を100%保証する

 登録ユーザーは20~30代を中心に5万人を超え、集客に役立てられるとして今回、アプリ上に店舗ページを掲載できる加盟店募集を9月に始めた。加盟1号店となった味坊グループの「老酒舗」(東京・御徒町)では週に2~3回、「キッチハイク」による食事会が催され、累計利用者は300人ほどに達するという。

 店舗側に費用は一切かからず、外食に興味を持っている感度の高いユーザーにPR出来る点がメリットとなる。店舗やメニューの写真を用意すれば、キッチハイクのスタッフが「ユーザー目線を大事にした、食いしん坊の心に刺さる文章」を作成。現在は東京都内で夜の客単価5000円以下、20席以上を目安に募集しているが、客単価やエリアなどの条件は順次拡大していく。

 加盟店募集で最も大事にしているのが、キッチハイクの「食でつながる暮らしをつくる」という企業理念に賛同し、「キッチハイク」ユーザーのニーズに合っており、店舗と会員が一緒に楽しめる場を作れるかどうかだという。そのため、キッチハイクのスタッフが直接確認した上で加盟となる。

 今後、さらなる店のファン獲得に貢献するため試作品の試食会や新メニューのお披露目会、キッチン見学ツアー付食事会などタイアップ企画の立案と集客などを手掛ける有料オプションも用意する予定だ。