デリバリーサービス〈出前館〉を運営する出前館は11月26日、アプリやパソコンの画面上で店舗やメニューを上位表示する広告枠を成果報酬型にした「オーダーブースト広告」の提供を始めた。
これまで〈出前館〉での広告掲載は固定費型だったため大手企業の利用が中心だった。そこで、より多くの企業にとって利用しやすくするため、広告経由での注文（商品代金）に応じて広告利⽤料が決まる成果報酬型の広告サービスを新たに開発。広告掲載のON／OFFの切り替えも任意に設定できるため、忙しい時間帯は表示せず注文が欲しい時のみ利用することも可能となっている。
広告枠のサンプル画面
また利用した際に発行する広告レポートでは、「注文金額、注文件数、広告利用料、広告クリック数、広告表示回数」を確認できるので、分析しながら効果的な使い方を見出すことにも役立つという。
広告利用料は「注文金額×広告料率」となり、広告料率は10～40％の幅から選ぶことができ、利率に応じて順位などが変わる仕組みとなっている。今回の「オーダーブースト広告」の導入により、これまでの固定費での広告は終了する予定だという。
