
マルハニチロは9月1日、衣付けした天ぷらを油調せずにそのまま凍結することで、手揚げのように店舗でしか揚げないで提供できる「ノンプリフライ製法」シリーズに野菜の天ぷら2品を追加する。
これまで「ノンプリフライ」はイカなどの水産物のみだったが今回、追熟して糖度管理したかぼちゃを使用した〈サクッと食感! かぼちゃ天ぷら〉420g(12枚)×10袋×2合と〈同 れんこん天ぷら〉同を開発した。
「ノンプリフライ製法」にすることで中種の水分量は手揚げとほぼ変わらず、時間が経っても食感を維持できるというメリットがある。また、自家製の揚げ玉をパン粉のようにつけることで自然な見た目とサクサクした食感を味わえる点も特徴とする。
今回、野菜らしさを出すために水産物よりも揚げ玉を細かくして衣の割合も低くしたという。今後もバリエーションを増やし、「ノンプリフライ商品だけで盛り合わせができるようにしたい」(同社)という。