玄米は、「香ばしい」「食べ応えがある」「健康に良い」というメリットがある反面、「パサパサしておいしくない」「消化に悪い」「白米と同じように炊けない」というデメリットもある。
また、残留農薬の多いぬか層が精米されないことでそのまま残るため、不安に思う人も。
玄米や健康食品の販売を手がける玄米酵素(北海道・札幌、鹿内正孝社長)はこの玄米のデメリットを改善するため、10年間にわたってさまざまな品種の交配を行い研究を重ねた結果、簡単に炊けておいしく食べられる新品種〈かなう玄米〉が誕生したという。
〈かなう玄米〉は通常の玄米に比べて胚芽部分が3.3倍と大きく、ここに含まれるGABAは通常の玄米の0.65mgに比べ10倍の6.5mgと栄養価が高い。
GABAとはアミノ酸の一種で、摂取することで抗ストレス作用や睡眠の質向上、高血圧の抑制といった結果が報告されており、サプリメントや食品などに幅広く利用されている。
そのほかビタミンEやビタミンB群、鉄分、食物繊維なども通常の玄米より豊富に含むという。気になる農薬も、北海道の契約農家で栽培期間中は農薬不使用のため安心だ。
また表皮が柔らかく、吸水とともに裂け目が生じる特徴を持つため、通常の炊飯器の玄米モードでおいしく炊ける。白米9:〈かなう玄米〉1の割合なら、白米モードで炊飯できるという。
実際に炊飯した後の粒を顕微鏡で拡大したところ(下記写真)、一般的な玄米(左)は炊飯しても皮の部分が裂けずに固いため、食べたときにごわつきを感じる。一方、〈かなう玄米〉(右)は炊飯によって皮が裂けているためモチモチ・プチプチして食べやすく、旨みや甘みを感じやすい。
都内のインド料理店で試してもらったところ、「粒が大きくおいしい」と好評で引き合いになったのだとか。またある省庁の職員食堂でも採用された実績がある。
気になるお値段は、業務用30kg3万円で取扱量により割引が適用される。サンプルも用意しているということなので、まずは試してみるのもいいかもしれない。