在宅ワーク求人サイト〈ママワークス〉などを運営するアイドマ・ホールディングス（東京・目黒、三浦陽平社長）はこのほど、シェフと一般家庭をつなぐマッチングサイト〈Crowd Chef（クラウドシェフ）〉をオープン。登録希望のシェフを募集する。
〈クラウドシェフ〉は、出張シェフが一般家庭を訪問し、作り置き料理やケータリング、記念日のコース料理などを提供するマッチングサービス。全国どの地域でもサービス提供が可能だ。
シェフは顧客から予約依頼が来たらヒアリングシート記載内容やチャットでの要望を確認し、プランの修正・確定を行う。
予約が確定すると、交通費として１予約につき2000円が支給される。仮にそれ以上の交通費が必要な場合は、顧客と擦り合わせの上でオプションで登録し、プランを修正する必要がある。
プランに応じた食材の仕入れや調理道具の準備を行い、顧客と決めた準備開始時間から作業を開始し、予約時間になったらサービス開始。
サービス終了後は片づけを行い、撤収。サービス開始から1.5～2.5時間前後が目安となる。その後顧客からレビューやチップが届いた場合はお礼などを返信し、リピートに繋げていける。
顧客向けの利用イメージ
シェフは店舗を構える必要がなく、完全予約制のため食材のロスが抑えられたり、スケジュールが自由に設定できるため、副業としても活用可能だ。また口コミ・チップの機能があり、顧客からの評価も得られる。
顧客はアレルギーに配慮したメニューや子供向けプレートなど、レストランでは頼みにくい要望も気軽にシェフに相談できるというメリットがある。
シェフの登録料は無料で、調理師免許や飲食店での調理経験は不要だが、本登録前に審査を通過する必要がある。またサービス提供後はシステム利用手数料（金額は応相談）を同社に支払う必要がある。そのほか詳細はシェフ向けサイト（https://crowd-chef.com/chef/lp）まで。
